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カテゴリ:ちょっとだけ気になった事
昨日・本日と税務署の法人課税部門から「国税調査官」がやってきて、我社の税務調査が行われました。
なにぶん初めての経験でしたので、一体どんな事になってしまうのか、不安と興味の入り混じるクロサク。 第1日目 午前9時にお世話になっている税理士さんが我社に到着。 書類の保管場所などを事前に説明。 また、今日の進め方などを改めて伺いながら、税務署の方がやってくるのを待っていました。 会計士さんが、「税務署の方は午前10時ピッタリくらいに来ますよ。」といってました。 そして、午前10時 僕の腕時計(デジタル)が『ピピッ』と鳴った。 ピンポーン! 10時ジャスト!! 本当に時間ピッタリにやってきました。(驚き!!) 調査官と名刺交換。 30代前半の男性です。まじめそうな感じですが、僕がイメージしていた「マルサの女に出てくる津川雅彦みたいな人」ってイメージとは全然違った気さくな感じのする好青年でした。 午前中に会社の業務内容を説明。 取り扱う商品やサービス、主な客先や仕入先を紹介していきます。 (全て尋ねられるのでそれに対して回答してゆく形式です。) 貿易での我社の実施する範囲や、社長と僕の役務分担などなど。 約1時間の説明でした。 そこからは調査官と会計士さんとで決算報告書、総勘定元帳、売上伝票の確認作業に。 僕は通常の仕事に戻ります。 午前中の確認作業中、会計士さんがテキパキと調査官の質問に答えてくれたので、僕の出番は一切無し。 昼食の後、午後も書類の確認作業が行われました。 そんな中、午前中取引先に行っていた社長が戻ってきた。 社長は個人の資産などの調査ということでなにやら用紙に記入してました。 1日目の調査は午後4時に終了。 要確認事項として売上の処理について期をまたぐもの(物品の納入と作業の完了が期をまたいでいる)がありそれの正当性を明日改めて確認したいと言う事項が1件ありました。 また、内の会社は個人事業から法人成したので、その引継ぎについての確認を明日行うとのコメントを頂き終了となりました。 2日目 前日の懸案事項の確認で、その売上の流れを説明。 海外からの物品の出荷、日本での納品時期、作業完了の時期とその支払いなど詳細を説明し理解していただけたので、問題にはなりませんでした。 また、個人事業からの引継ぎも、その時点で会計士さんがしっかりと指導をしてくれていたおかげで、問題となる部分は無しとのコメントを頂くことが出来ました。 そして昼食をとっていると、調査官の方が一言 『昼食を済ませたら署にもどります。』 えっ?! 2日丸々(午後4時くらいまで)作業をすると事前に聞いていたので、何だか拍子抜け。 調査官に『そんなに早く帰っても良いんですか??』って思わず聞いてしまいました。 すると、調査官氏曰く。 『問題の無いところはいくら見ても同じなので、早めに切り上げます。』 だって。 調査官からは、かなり良く帳票管理をしているので分かりやすかったとのコメントも頂き、ホッと胸をなでおろすクロサク。 会計士さんもしっかりと対応してくれたので僕の出番はほとんどありませんでした。 (^-^) 調査官が帰った後、会計士さんと話したのですが、日ごろからしっかりとコミュニケーションをとって会計処理を行っていたので、税務署からの質問にもしっかりと対応できたとのことでした。 また、僕自身も同処理していいのか分からないことや、税務上問題になりそうな事は逐一会計士さんに相談して処理していたのでそれが大きかったと感じました。 結局、追徴課税等で税務署から指摘される事柄はありませんでした。 今回の税務調査。今まで経験したことの無いことを経験できて自分としては楽しかったですね。 また、事前にネットで税務調査について調べて見たのですが、あるサイトにこんな事が書いてありました。 『お客様に接客するつもりで対応しなさい』 これって大事だなぁと思い、実践してみました。 実際、調査官の方もとってもいい感じで対応してくださったようですし、重箱の隅をつつかれるような事もありませんでした。 今回の税務調査を通して感じたことは
なかなか良い経験をさせていただきました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年08月06日 08時45分01秒
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