加計呂麻（かけろま）生活　パラダイス？サバイバル？

２４日、小中学校＆地域の運動会がありました
小さな学校ならではのあったかい運動会の様子をご紹介

児童生徒は小学生は１７名　中学生は９名の計１８名で
紅白に分かれて競います。

一方、子どもたちが住む集落対抗戦もあるので
本部席には優勝旗が２本並んで立つのです

運動会の日の私は超大忙し

弁当作りは５時起き・・・これは決して早いほうではない
私の場合、前日までにつけだれや下ごしらえ、重箱や
使う予定のタッパーなどなど、思いつくものは全て準備してから
寝るし、起きてからの作業の順番を考えておくから
３時間もかからないくらいで終わり
（３時間ってかかる方？）

お母さん仲間には３時起きなんて方もいるから
びっくりですよね～
出来上がったお弁当です

　　　

いよいよ運動会が始まると
主人は学校の職員として動くので、
一人で難役もこなさなきゃいかん
ビデオカメラを三脚でまわし、
その傍ら望遠レンズでシャッターチャンスを・・・。
でも、やっぱりフレーム越しでなく自分の目で子供の頑張る姿を
見たいから　最低限にしておいて
応援もちゃ～んとします。

かけっこでは　足の速いひかりんは
４年生の男の子とも同じ組になりましたが
それでも１位で　得意顔
コーヨーは５年生３人と６年生１人の４人で走って２位
練習では４位ばかりだったのに
昔から本番に強い子です。
でも実は、１学期からほぼ毎日　一人でこつこつ
校庭を１０周走って頑張っていたから
この結果は“努力のたまもの”だと母は思います。　

子供の出番の次には必ず自分の出番もあります。
集落の選手として
ビン釣り競争や　輪投げ、玉入れなどにも参加
（ここでいう玉入れとは、玉の代わりにソテツのみ（なり）を
５つもって　３ｍくらい離れたバケツめがけていれるもの）

お年寄りも水入れ競争やグランドゴルフなど
同じくらいの競技数があって
８０超えた方々がぞくぞくと参加します
しかも、勝利を目指して

競技に行くときは集落ごとのテントから
チヂンや指笛で声援が送られます

勝って帰ってきたときは「勝った～勝った～また勝った～～」
とチヂンに合わせて褒められます

親子競技も２回ありました。
おもしろいのは親子徒歩
家族・親戚がそれぞれの年齢や早さに合わせてスタート位置を変えて
ピストルでスタート。本部席前のゴールを目指します
我が家はひかりんの３ｍ後ろにコーヨー、
そこから８ｍくらいうしろにわたし。
そして足の速い主人はわたしから２０ｍくらい後ろに
下げられ走りました。
結果はひかりん・主人・コーヨーとわたしです。
（親なんだから子供を抜くな！っちゅうねん）

なかにはおじいちゃんたちやベビーカーの赤ちゃんまで
参加したりして　とっても楽しい競技ですよ

アナウンスも「次は○○ファミリーです・・・おっと
じいちゃん、孫には負けてません
親が子供の服を引っ張ってますね～～」
とおもしろおかしくいうので笑いの渦です
小さい学校ならではの　楽しさですよね

お弁当も家族単位というわけでなく
あちこちに大きな輪が出来て　みんなで食べます

そして運動会が終わると近くの公民館で
ＰＴＡ主催の反省会（飲み方）
わたしもＰＴＡ会員として準備に走り回りましたが
人手が増えてきたところで
職員の妻として
２次会の校長先生宅へお手伝いに行きました。

地域の運動会も兼ねているので反省会があるのは
いいんだけど、結局１番頑張った子どもたちは
家で弁当の残りを食べるんですよね
いっぱい頑張って　いろいろ振り返って話したい夕食
なのに、私たちはいません
それが申し訳ないやら　可哀相やら・・・。

もちろん後でフォローはしたつもりだけど。

そんなこんなで校長先生宅の洗い物や片づけ
までお手伝いして　帰ったのは真夜中です

よくがんばりましたと、自分を褒めまくりました

小さな学校の運動会は
場所取りはしなくてもいいし
（場所を取るんでなく、場所を選ぶのが大変）
子どもたちは地域の方からも名前で応援してもらえるし
本当に子どもたち全員が主役だし
親も子も楽しさと充実感でいっぱいです