テーマ:趣味の英語(406)
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明けましておめでとうございます。
ちょっぴりのんびりしてしまいましたが、今年もよろしくお願いします。 元旦は恒例の家族揃っての初詣、春日大社に参りました。 三条通から一の鳥居を越えると屋台が並び、鬱蒼とした参道を進んで、二の鳥居の前で旧いお札を返しました。参拝の後、今年の絵馬が付いた破魔矢をみかんこ(春日大社では巫女さんのことを「みかんこ」と呼びます)さんから授かりました。 絵馬の絵はかれこれ十年位前から上村淳之さんが描いています。上村画伯は奈良在住の日本画家です。明治の巨匠上村松園さんのお孫さんで、松柏美術館の館長でもあります。画伯の干支絵が絵馬に使われているのに気付いてからはもったいないので破魔矢から絵馬を外して返すようにしています。今年は特に画伯の得意とする鳥の絵なので興味がありました。いつもの写実性は薄く、干支絵らしい典雅な筆致で雄鶏が描かれています。 会社の若い子に「どうして年賀状は鶏の絵ばかりなの?」と聞かれました。それで酉年の酉を漢和辞典で調べたら、 酉:十二支の十番目。 時刻は午後六時、およびその前後二時間。 方角は西。 動物では鶏を当てる。 作物を納め酒を抽出する十月。 とありました。 そういえば鶏それも立派な鶏冠(とさか)のあるニワトリ、つまり雄鶏の絵が多いですよね。絵馬の鳥はまさに、真っ赤な鶏冠、白い羽根、黒く長い尾羽根。 英語でも酉年のことは"year of the bird"ではなく"year of the rooster"というそうです。 rooster:雄鶏 "Rooster crow at dawn." 「雄鶏は夜明けに鳴く[時を作る]」 "Rooster Fair" 「酉の市」11月の酉の日(Rooster Days)におおとり神社で行われる祭り。縁起物の熊手(rake money-お金をかき集める)が売られます。 ところで、子供が小さい時は干支のぬいぐるみと一緒に写真を撮って年賀状にしていましたが、酉年には家にあったガチョウ(goose)のぬいぐるみを使いました。せめてひよこのぬいぐるみにすべきでした。(汗) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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