埋もれ火のアンソロジー

2010/10/09(土)15:09

札幌ラーメンの歴史

身近な歴史シリーズ(54)

札幌ラーメン とんこつラーメンを体が拒否しはじめてきた。 そんな中で食べた札幌ラーメンが美味しかった。 味噌ラーメン 塩ラーメン 正油ラーメン なんだか博多のベトベトラーメンよりも 体が北国ラーメンを要求してる そんなわけで 久しぶりの「身近な歴史シリーズ」です。 札幌には戦前からラーメンが存在した。 在日華人の調理人達によるあっさりした スープのラーメンが発祥である。 戦前の札幌ラーメンは 1923年、中国料理店「竹家食堂」の醤油ラーメンから始まった。 竹家食堂で人気となったラーメンはその後、 札幌市内の中国料理店、喫茶店などに広がっていったが、 太平洋戦争の物資統制による原料不足で全て姿を消した。 戦後のラーメンは 満州などからの引揚者達が屋台で作った 豚骨から煮出した濃いスープが源流である。 終戦直後の1946年頃、 屋台から始まった。 元祖・発祥は各説あり定かではなく、 「龍鳳」、「だるま軒」などの説がある。 当時は醤油味と塩味のみだったが、 やがて 「味の三平」が味噌ラーメンを考案した。 考案のきっかけはある客から 豚汁のスープにラーメンを入れてほしい と言われたことである。 この味噌ラーメンが雑誌やデパートの物産展などで全国的に広がったため、 「札幌ラーメン=味噌ラーメン」 と捉えている人がいるが、 ほとんどのラーメン店で、 醤油味・味噌味・塩味の三種類を提供している。 札幌ラーメン横丁の存在、 「暮しの手帖」の編集長だった 花森安治による札幌ラーメンの記事 (1953年「週刊朝日」、1955年「暮しの手帖」)、 1966年に発売された 『サッポロ一番しょうゆ味』 (サンヨー食品のインスタントラーメン)などにより、 札幌ラーメンは日本全国に広く知られることとなった。 2001年には札幌ラーメンを含む 北海道のラーメンが北海道遺産として認定された。 2006年6月現在、 札幌市のインターネットタウンページには 711件のラーメン店が登録されている。 その他、中国料理店、食堂、ラーメンサラダを出す居酒屋も存在する。 「暮らしの手帳」の花森安治が 札幌ラーメンとかかわりがあるというのが発見だった。 また、 味噌ラーメンの歴史が浅いことも発見だった。 札幌ラーメン=味噌ラーメンの構図は 僕の中にも存在するのだ。 今は イオン香椎浜店内にあるさんぱちの 味噌ラーメンがとくに気に入っている! とんとご無沙汰

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