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テーマ:ニュース(99431)
カテゴリ:医療
患者数が減っているが結核の患者数は03年末現在には4年連続減少して3万1638人と1190人も減少しました、これで結核患者は4年連続の減少となりました、新規患者発生数は人口10万人当たりで24,8人と昨年よりも1人減りました、 結核は減少していますが減少幅が緩やかになっています、 結核の減少が緩やかになったのは昔結核に感染した人が年をとったために八秒してしまったこと(70歳以上の人が患者全体の4割を占めている)、また都市化が進んでしまったために結核にとっては感染しやすい状況になったことや外国人の増加などにより現象が緩やかになっています、 日本では戦前から戦後にかけて結核の患者数が多かったためか結核の患者数がほかの先進国に比べて高くなっています、 10万人当たりの結核の比率はアメリカと比べて日本は4倍以上もドイツと比べても約3倍などと高くなっています。 発展途上国なんて無視今先進国では結核の治療が何十年も前に確立されています、 また先進国では結核の患者が順調に減っています、そのために結核用の市場というのは小さいため、製薬会社は新たに市場を見込めない結核の開発というものから撤退をし始めています。先進国では衰退産業なのです、 一方で発展途上国は800万人以上ものひとたちがいます。そして結核で毎年200万人以上もの人達が死んでいます。 結核の治療というのは6~8ヵ月間にわたって薬を飲まなければ直らないということになっています、 発展途上国は購買力が低くこの薬を服薬することが難しいのです、そのために強力な新薬というものが必要とされています、しかし発展途上国に薬を売っても莫大な開発費がかかり採算が取れないために製薬会社は新薬を作る気がないのです、 結核は毎年200万人もの命を奪っているにもかかわらず、なぜ緊急に新薬開発の資源を確保し、開発プロセスを加速させようとする動きが生まれないのでしょうかと結核対策の医師は嘆いています、悲しいことかここでは資本の倫理ということが優先されています、 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004.09.30 21:44:15
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