マイペンライ

コウモリの恐怖

ブラジル北東部マラニョン州で、吸血性コウモリが猛威をふるい、今年６月以降、住民計２１人が狂犬病ウイルス感染で死亡したことが分かった。

　同州当局が２７日、明らかにした。死者は今月だけで１４人にのぼり、当局は緊急事態宣言を発令した。（読売）

　同州はアマゾンの熱帯雨林地域に近く、地元の専門家は、伐採で生態系が破壊され、吸血性コウモリが家畜などのいる人里に移動していると指摘している。

ブラジル北部パラ州のアマゾン川河口付近で、3月上旬から異常発生した吸血コウモリにかまれ19人が狂犬病に感染、地元紙などによると、うち10歳の男児を含む13人が3日までに死亡した

地元では、付近の熱帯林破壊でコウモリが人の居住区に大量に入り込みつつあるとの指摘が出ている。

昨年の4月以降吸血コウモリにかまれて狂犬病で死亡するという事件がおきている、どうも人が入り込まなかった地域に入り込んだため二悲劇が起きているらしい、狂犬病ウイルスをもち発病したら致死率がほぼ100パーセントの狂犬病ウイルスを持つ吸血コウモリが悪者視され駆除されないか心配だ、

狂犬病で滅んだ狼

狼は昔は大神と言われていた、農民にとっては畑を荒らす鹿やいのししなどを駆除してもらえるありがたい動物だった、狼を祭る神社もあった、狼は大口真神を祭る神社ではオオカミが描かれた神札が出され、これは盗難除けとして重宝されました。この場合の盗難とは盗賊はもちろんのこと、 田畑を荒らす害獣も含まれていました。

ありがたい大神が狼として人様に嫌われる原因となったのも大名が狩用に洋犬を持ち込みました、大神の血筋を引く日本の猟犬よりも西洋のがっしりとした猟犬を好んだためでした、その洋犬が狂犬病を持ち込み大神が凶暴化して人と見れば噛みつき、その牙は犬よりも遥かに鋭いために噛まれればほぼ狂犬病に感染してしまいます。そのために狼壊滅作戦が発動されて狼狩りが広まり絶滅をしてしまいました、

人間というおろかさ

アマゾンでは人間が自分の利益のために自然を破壊して手痛いしっぺ返しを食らっています、人はおごって自分達の利益しか考えず自然を破壊しています、そのために吸血コウモリの逆襲にあっています、狂犬病による多大な被害を防ぐために吸血コウモリを壊滅させないか心配です、吸血コウモリも自然界の一員であります、狼がいなくなったために鹿やいのししの農産物の被害が増えたように吸血コウモリがいなくなると生態系のバランスが崩れさらなる大きな被害が起こる可能性もあります、人間も自然界の一部なのです、

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