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2006/03/25
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テーマ:囲碁全般(745)
カテゴリ:囲碁全般
 囲碁”美麗”百花繚乱の芸なり【第3話】

「囲碁」という芸道を知る重要なキーワード
 本因坊(碁の強いお坊さん・人の名称)
 棋士(棋客「碁のプロ」)
 棋院(プロ団体) 日本棋院・関西棋院
 棋譜(打ち碁の手順表)
 棋力(碁の強さ)
 手筋(碁の技)
 新聞社、政治家、文壇(文士「国語の教科書に出てくるような人)

さて、この 囲碁”美麗”百花繚乱の芸なり も第三回です
今回は”棋聖”です(碁聖もほぼ同意味をなします)

最初に碁聖と称されたのは 本因坊道策 次に称号を得られたのは 本因坊丈和です
しかし、いつのまにか後聖丈和が秀策に変わっています
それには、石谷 広策という秀策の同郷の兄弟子によるところが大きい
 だがこの、石谷 広策 俗に言う腹黒い人で
何かにつけて秀策を金策の道具に使おうと目論見ます
 秀策の時代、無尽講というものがありました
この無尽講は、現代の相互銀行に変わっていったと言われていますが
 簡単に説明すると、金を借りたいもの同士が集まり手持ち金を持ち寄ります
その集まった金を一番安い値段をつけたものが競り落とす。というものです
 競り落とした人は。元の金額を返すわけです
無尽講の主催者はその差額を利益とします
(この無尽講、現在では違法になると思いますので真似しないでください)
 秀策はこの無尽に目をつけて少なからず儲けを出していたわけです

石谷 広策は何かにつけて秀策に話を持ちかけ。秀策に迷惑をかけるわけです
秀策の死後、「秀策口訣棋譜」という本を出版するのですが
 儲けのほとんどを自分の懐へ入れたという不届き者
秀策いわく「気の許せぬ者」 です
 しかし、皮肉にもその気の許せぬ者が秀策を神の領域にまで押し上げたわけですが

さて、現代碁界にも”棋聖”というタイトルがあります
 前回の名人同様 タイトル戦と呼ばれ、七戦打ちます

この”棋聖”日本囲碁界・最高のタイトルでありまして
 棋聖タイトル保持者=日本一の棋士
となります
 これには、逸話があります
過去、名人戦は 読売新聞で独占報道という形を取っていたが
 世相も変わり、生活水準も変わっていた事からタイトル料(賞金)に疑問が出たらしい
そこで、朝日新聞が名人戦の権利を得たい と主張してきたわけである
 タイトル料は釣り上がり、ついには裁判沙汰にまでなった
解決策として出てきたのが
 読売には新たに 
最高額タイトル料に加え日本国内最高の称号「棋聖戦」の独占権を持ってもらい
 朝日には名人戦の独占権を持ってもらう事にした

結局は読売新聞の顔を立てた形になったわけです

 日本三大棋戦 棋聖・名人・本因坊
それぞれ タイトルを取るにはまず

 予選トーナメントを勝ち上がり

 リーグ戦入り(リーグ戦はA・Bがあるがこれには序列は無し)
  して最高勝率を上げる リーグ戦は勝率によって人の出入りがある

 A・Bリーグの最高勝率を上げたもの同士による「挑戦者決定戦」を戦い

 勝ったものが現在のタイトル保持者と七戦打つ

となっています
 
 現在大きく取り上げられているのは タイトル挑戦の七戦ですが
私がすごく興味があるのは リーグ戦です
 各棋戦の報道担当者は、間近で見れるのでとてもうらやましいです

リーグ入りしている棋士の様子、対局前・後などの言動を聞いてみたい
 生でなくても良いので、メディアで見たい
そこには、紛れも無い勝負師の迫力があると思うからです
リーグ戦ダイジェスト・手合い生中継 等、棋士の声、様子が見れる動画を配信するなら有料でも見たい(この部分だけ私の個人的趣味です)


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Last updated  2006/03/25 10:10:38 PM
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