カテゴリ:ココロの揺れ動き
どうも話がかみ合わない、ウマが合わない、そんな人はいます。
距離を置いてくれればいいのですが、あちらから近寄ってくる。 本人は、あまり悪気もなく、こちらが困っているなんて思っていないのです。 だから、自覚もなく、近寄ってきては心がざらつくことを言ってくる。 最も簡単な対処法は、距離をおくことなのですが、相手の自覚がない分、そのための対策をこちらが取ることになります。 自分の言動を変える勇気ちょっと違う視点でいいますと、俳優になったつもりで、今までの自分の言動を変えてみるということです。無理してずーっと笑顔で接していたのなら、少し冷たい態度をとってみる。 いつもケンカごしなのであれば、気持ち悪いくらい笑顔で接してみる。 いつも「つれない」態度であれば、少しだけ一生懸命さを出してみる。などなど。 実践する実際に、私はやってみました。決してニコニコ接していたわけではないのですが、普段の態度から、ほぼ無視するような態度に変えました。 昇進の話も断り、上司である相手と、組織上も距離を置くようにしました。組織上、もはや離れてしたっまことを理由できるのです。少し給料が上がることよりも、自分のメンタルヘルスの方が、その時は重要でした。 1年くらいでしょうか、少し時間がかかりましたが、互いの関係は変わりました。 自分でも気付いていなかったのですが、「相手が機嫌を損ねるのではないか」、「人事評価にひびくのではないか」といった心配をしてしまう自分がいました。常に不安感にかられていた自分がいたのです。 自分への気付きそこで気付いたのは、私も相手にどこかで「依存」していたということです。もちろん無意識で。 本来、嫌な相手であれば、どんなことを言われようとも突っぱねればいいものの、相手が上司という立場であることもあって、どこかで機嫌を取ろうなどと思っていたフシがありました。 まとめ相手を説得して変えようとすること自体、自分の価値観を押し付けようとしています。関係性を変えるのであれば、まず自分の言動を変えてみるのも必要です。 自分の言動を変えるのが、こんなに大変なのですから、相手の言動なんて、ちょっとやそっとでは変わりません。 まわりを巻き込んで大仕掛けをしないと、相手の考え方を変えることなんて、難しい。 ましてや、自覚がない人を変えることは難しい。 中年以降になると、いい状態で働ける残された時間は、カウントダウンに突入しています。 その貴重な時間を、他人様に取られるのは、もったいないと思うべきです。 うまく関係性を変えられたら、自分のために使える時間も増えるのです。 <楽天> お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.01.01 18:53:17
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