テーマ:心のままに独り言(8750)
カテゴリ:興味ある国々
ユーラシア大陸から日本列島を見たら、ちっぽけなものです。
日本は小さい国だから。。。。と社会科の授業でよく言われたと思います。 でも、人口は多いので、決して小国ではないですよね。 そんな日本の本州に住んでいる人は、伊豆諸島や琉球列島をどのように見ているのでしょうか。 無意識のうちに、どこか離れた場所にある遠い不便なところ、と思ってないでしょうか。 昔、日本のトップにいた偉い人が流されたのも、離島でした。 本州自体が離島なのに、本州よりも小さい島を指して「離島」扱いしています。 この心理って、なにも日本に限ったはなしではなく、世界中にあるような気がします。 ヨーロッパ大陸の一部であるフランスが、島国のイギリスをかつてはどのように見ていたか。 アジアの大国である中国が、文化が流れていった離島の日本を、かつてはどのように見ていたか。 インドから見たスリランカは、どのように見えていたか。 結局のところ、大陸から文明が流れていったような気がして、川上にいるような気分になっているのが、大陸の人ではないでしょうか。 100%間違っているとはいえませんが、決して正しいとも思いません。 島には「ガラパゴス」進化するキャパがあるからです。 産業革命はどこで起こったか、アジアで最初に西洋文化をうまくとり入れた国はどこか、などなど、事実はいっぱいあります。 なんだか日本を擁護するような意見を述べましたが、本州から見た離島の扱いかたも同様です。 離島は何もなくて田舎だから、単なる不便な場所だろう、、、と思ってませんか。 もしかしたら、大陸の人は、日本に対して同じような見方をしているしれない、と気づきましたか? 長い歴史のなかでは、日本っていう国は、そんな見方をされていたのかもしれません。 もちろん時代は変わっていきますので、そんな考え方がいつまでも続くとも思えません。 立場が変わるとなんとやら、、、といいますが、見方を変えるだけで、自分の「見られ方」に気づく瞬間があります。 まったく予想しなかった見方に気付くだけで、物の見方に「幅」ができます。 まったく想像しなかった他人様の視点に気付く瞬間です。 これは、年齢を重ねないとなかなか気づきません。 年の功とはこういったことを指すのかもしれません。 <楽天> お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.07.27 19:00:10
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