1週間後
虫の音に秋を感じていたら、
また蒸し暑い日が戻って来ました。
皆さま、いかがお過ごしでしょうか。
定演より約1週間。
少し振り返っておきます。
テレマン「ドン・キホーテ」は、
各楽章にテーマがありながら、
意外とトータルとしての表現は難しかった
bowingも最後の最後まで変化を遂げてましたし。
バッハはプログラムに詳細を載せられず。
私たちも当日のお楽しみでした。
「2声のカノン」とありましたが、
実際の曲名は「フーガの技法」より第16、17番。
(全18曲で18は未完)
林さんの前説が思いのほか長く、、
いや、丁寧で親しみが感じられたというお声も。
もちろん演奏も素晴らしかったです
そして改めてカノンって素敵
フランコム。
あたたかく美しいチェロ音色に、
うっとりしながら、落ちないよう要注意。
初めて知った作曲家ですが、とても興味がわきました。
エルガー。
やはり名曲。
軽く優しく、を心掛けて。
芥川。
練習のたびにテンポが微妙に変わり
コルレーニョ(弓の木で弦を叩く奏法)が出てきたり、
ミュート(弱音器)の付け外しがあったり、
和声、非和声の美しさ、変拍子、
などなど、盛り沢山の名曲でした。
日本人であることを誇りに感じる1曲
それぞれ、お楽しみいただけましたでしょうか。
反省点は数知れずですが、
また次に活かしたいと思います。
オーギュスト=ジョセフ・フランコム