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テーマ:航空業界(1764)
カテゴリ:ランプのお仕事
この日記はかなりマニアックな内容となっておりますのでご了承下さい。
出張が終わり、後は帰りの飛行機に乗るだけ。 そういうシチュエーションで、久しぶりに空港地上ハンドリングの動きをボーっと眺めていました。 別段日本で見るのと変わらない光景、と思いきや、飛行機のブロックアウトの様子を見ながら、よくよく考えてみると、違う景色である事に気付きました。 VIRGIN BLUE航空B737-700のブロックアウト直前の風景です。 よーく見てみると、プッシュバックタグがありません。 じゃあこの飛行機はどうやって ブロックアウトするの?と思ったら、メインギアに何やら見慣れないGSEが。 そしてブロックアウト。どうやら機体はこのメインギアに装着されたトーバレス車両に 押されて後進している様子。 そして見たところ、この車両は無人でリモートコントロールされているようなのです。 無事にタキシングウェイまで押し出された機体は、その後くだんのGSEを離脱し、 自走でランウェイへと向かって行きました。 ひとり取り残されたGSEは、飛行機の出発を見送ると、機側整備士の兄ちゃんに運転されて、もとの置き場へ帰って行きました。 いやー。プッシュバックがリモコンで行われているなんて、超オドロキでした。 日本では未だかつて見かけた事のないハンドリング方法だったし、プッシュバックってそりゃあグラハンの中で一番難しく、何十時間もの座学と実機訓練を受けて初めて資格をもらえるものと知ってましたから。 それがいとも簡単に、リモート操作で行われていたのを見て、ある意味ショックでしたね。 ちょっとマニアックな話題で申し訳ないのですが、おいらにとっては衝撃的な光景でした。 今まで全然気付かなかったのが不思議なくらいです。 もうひとつ、「ここがヘンだぞ」シリーズなのですが・・・。 日本ではありえない、グランドスタッフの半ズボン姿・・・。 それと、非自走式のベルトローダーです。(トーイングタグ車が引っ張ってバルクに装着していました。) 所変われば品変わる、ってこういう事なんでしょうねぇ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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