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カテゴリ:お仕事のこと
こちらでは毎年、QLD州で日本語を履修している優秀学生を2名選抜し、
夏休み(日本は冬休みか)を利用してホームステイに行かせるという プログラムがあります。 おいらの会社もこのカリキュラムに関与しており、 毎年うちの和食レストランで表彰セレモニーが行われます。 今年で14回目のこのセレモニー。 選抜された学生達の日本語のスピーチを聞くことができる、 毎年とても楽しみなセレモニーの一つです。 今年は特に、おいらの友人ロビーが日本語の指導をした ヤップーンハイスクールのMちゃんが受賞したという事もあり、 いつも以上に親近感を持ってスピーチを聴く事ができました。 ロビーのご主人は和歌山の方で、彼女自身も和歌山が長かった為、 いつMちゃんからロビー流「和歌山弁」が飛び出すかヒヤヒヤでしたが、 とても流暢な「東京語」でスピーチをしてくれました。 受賞者は家族や先生方、おいら達関係者の前で 英語と日本語でスピーチをするのでドキドキものです。 しかしそれ以上に「ドキドキ」していたのが 彼らに英語で祝辞をスピーチしたわがBOSS。 今年で4回目になりますが、毎年この日の前には アシスタントのカーメルにスピーチ英文を作ってもらい、 会議室にこもって練習に余念がありません。 カーメルも手馴れたもの。 巧みにBOSSが苦手とする「R」と「L」が含まれる単語を 外した原稿を作ってくれます。 本番では学生以上に冷や汗をかきながらも とても心のこもったメッセージを伝えてくれました。 その後は楽しいアフタヌーンティータイム。 鶴家特製の「クイーンズランド巻き」は あっという間にSold Outでした。 このプログラム、 対象は11年生(日本で言うと高校1年かな?)の、QLD州内の学生。 日本語での論文の提出と、インタビューを経て 1名はロックハンプトン地区から、もう1名はそれ以外のQLD州内から 選ばれるのですが、過去に日本に住んだ事があったり、ホームステイや 留学をした経験のある子は対象外。 という事で、勿論A美も対象外です。当たり前ですが。 そういえば、A美は来年のYear 6から、 学校で日本語の授業があるらしい。 ネイティブなA美にとっては退屈な授業になる事うけあいなので、 その時間どうするのか先生に相談しなくては、とうちの嫁はん。 まさかA美が日本語の先生をする訳には行きません。 日常会話の日本語と、文法をしっかり教えるLanguageとしての 日本語とは違いますからねー。 かといって、大人のおいらにも絶対できない仕事です。 なんせ社会人になるまでずっと、 「地震(じしん)」を「ぢしん」って思ってたくらいだし。 だって「地(ち)」が震えるから「ぢしん」じゃない お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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