|
カテゴリ:つれづれ
ロイヤルウェディング、華々しかったですねー。
英連邦のオーストラリアでも、ほぼ全てのチャンネルが衛星中継。 youtubeでも実況されてましたね。 延々と行われるセレモニーを全て観る気はありませんでしたが、 久しぶりの明るい話題に、気分よく週末を迎える事が出来ました。 近衛兵や楽隊によるパレードを観ていると、 大学時代にマーチングバンドをしていた昔の 忌まわしい(恥かしい?)記憶が蘇ってきました。 おいら、学生時代はマーチングバンドの一番偉い人 (ドラムメジャー)として、 ショーを作ったり、楽隊の指揮監督を務めてきました。 勿論学内や市中をパレードする時は、先頭に立ってバンドをリードする、 いわゆる「つったかたー」の役割を担ってきました。 この先頭の人みたいな(画像はイメージです) ある日、京都市の依頼で、 全国火災予防週間をPRするパレードを実施しました。 場所は河原町通りという、東京で言えば 銀座中央通りに匹敵するメインストリート。 但し当日は歩行者天国という訳ではなく、 警察が交通規制をしながら 車両が往来する車道と歩道との間を パレードしていくという実施要領でした。 おいらは安全確認の為に周辺状況を気に掛けつつ、 バンドの曲の始まりやドラムマーチを交互にコントロールながら 指揮監督をしていました。 パレードは事故もトラブルもなく スムーズに進行していたはずだったのですが・・・・。 何故かしら歩道の観客が失笑しているような気配。 これはおかしいと思い、 引率していたバンドのみんなを振り返ってみると、 真後ろにいるはずの30名以上のバンドがいないのです。 そしておいらから離れること50メートルくらい後方に、 その行く手を市バスの乗降客に阻まれ、 進めなくなっているバンドメンバーの姿が・・・・・。 つまり、おいらは後ろで起こっている事を何も知らずに、 京都一の繁華街を、棒をふりかざして意気揚々と 一人でパレードしていたのです。 その後平静を装いつつ、 何事もなかったかのように50メートル後方のメンバーが 追いつくのを待ち、 合流したところで気を取り直して再出発したのですが、 後ろのメンバーから奏でられるメロディーが、 それ以降明らかに爆笑を堪えながら小刻みに震えているのを おいらは聞き逃しませんでした。 ドラムメジャーは後方確認の為に、 パレード中しばしば後方を確認しなくてはならないのですが、 後々メンバーに話を聞くと、 その後笑いを堪えるのに死にそうになるくらい苦しくて、 頼むからこっちを振り返ってくれるな、と思っていたそうな。 それ以降の当日のパレードは、 後ろ歩きしながら縁石につまづいてコケそうになったり、 緩んだ靴紐を踏んでよろけたりと、ボロボロだったのを 記憶しています。 今だに思い出すと恥しくなる 当時のエピソードでした。 思わぬアクシデントに弱いおいらの人格は この時期に形成されたのかも知れません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[つれづれ] カテゴリの最新記事
|
|