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カテゴリ:家族のこと
クラスメイトの多くが
iphoneだのプレステだのWiiだのと 最新のテクノロジーを駆使したエンタテイメントツールを持つ中で そうした話題に全くついて行けてなかった可哀想なA美。 しかし、おねだり一つせず、 手作りの「なんちゃってスマホ」で我慢している そんな娘が不憫でならなかった父親は、 僅かばかりの月々の小遣いを爪に火を点す思いで倹約し、 清水の舞台から後方抱え込み2回宙返り1回ひねり (別名ムーンサルト)をする思いでBig Wへ出向き、 ついにA美念願のipod touch(8GB)を購入するに至ったのであった。 A美の喜びようは勿論半端ではなく、 早速お気に入りの曲をたっぷりとダウンロードし、 寝室へ行くにもバスルームへ行くにも 今や肌身離さず持ち歩いている。 それでも、持って生まれた貧乏性というのは 体に染み付いているもので、 部屋にこもって何をしているのかと思えば 自分の古くなった靴下をミシンで縫い合わせ 今度は手作りの「ipodケース」をこしらえていた。 こうすればクリスマスに ipodケースをプレゼントでもしてくれると思っているのだろうか。 残念ながら、そうは問屋がおろさない。 次は自分で買う事を覚えなさいっつの。 まぁしかし、 このへんの「倹約意識」(別名「どケチ道」)が 体に染み付いているのは きっと我が家の「ハウスルール」の存在なんだろうと思う。 そのほとんどは嫁はんが公布し、それに基づいて我が家の住人に 施行されているのであるが、 例えば、 ・クーラーと乾燥機は設置されているが使ってはいけない。 ・白熱灯はまめに消す。蛍光灯はスイッチングの回数を減らす。 ・米のとぎ汁は庭の水撒きに。 ・トイレ(小)をする際には声をかけあい、まとめて流す。 ・野菜の皮はまとめてキンピラに。 ・ホテルのコーヒー紅茶、シャンプー石鹸類は基本「根こそぎ」持ち帰る。 などなど。 「さすがにもう入ってないだろ~」 というくらいペチャンコになったチューブから 歯磨き粉がにゅる~っと出てくるたびに、 わが嫁の手を「ゴッドハンド」と崇め奉っているおいらである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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