テーマ:小学生ママの日記(28696)
カテゴリ:絵本
「ざしき童子のはなし」 宮沢賢治どうわえほん 伊勢 英子 ・ 絵 1985年出版です。 東北地方に伝わる座敷わらしのお話を宮沢賢治が聞いて 4編のお話にまとめた物です。 ぼくらのほうの、ざしきぼっこのはなしです。 「大道めぐり、大道めぐり。」 一生懸命、こうさけびながら、 ちょうど10人の子供らが、両手を繋いで円くなり、 ぐるぐるぐるぐる、座敷の中を回っていました。 どの子もみんな、そのうちのお振る舞いに呼ばれてきたのです。 ぐるぐるぐるぐる、回って遊んでおりました。 そしたらいつか、11人になりました。 一人も知らない顔がなく、一人も同じ顔がなく、 それでもやっぱり、どう数えても11人だけおりました。 そのふえた1人がざしきぼっこなのだぞと、 大人が出てきて言いました。 けれどもだれがふえたのか、とにかくみんな、 自分だけは、なんだってざしきぼっこだないと、 一生懸命眼をはって、きちんとすわっておりました。 こんなのが「ざしきぼっこ」です。 :::::::::: それからまたこういうのです。 ある大きな本家では、いつも旧の8月の初めに、 如来様のお祭で分家の子どもらをよぶのでしたが、 ある年その中の一人が、はしかにかかって休んでいました。 「如来さんのまつりにいくたい。」と、その子は寝ていて、 毎日毎日いいました。 「祭、延ばすから早く良くなれ。」 本家のおばあさんが見舞いに行って、その子の頭をなでて いいました。 その子は9月によくなりました。 そこでみんなはよばれました。ところが、他の子供らは、 今まで祭をのばされたりして、面白くなくてたまりませんでした。 あいつがきても、もう遊ばないと、約束しました。 「おお、きたぞ、きたぞ。」 みんなが座敷で遊んでいたとき、にわかに一人が叫びました。 「ようし、かくれろ。」 みんなはつぎの、小さなざしきへかけこみました。 そしたらどうです。 その座敷の真ん中に、今やっと来たばかりのはずの、 あのはしかを病んだ子が、まるっきり痩せて青ざめて、 泣き出しそうな顔をして、新しい熊のおもちゃを持って、 きちんと座っていたのです。 「ざしきぼっこだ!」 一人が叫んで逃げました。 みんなもわあっとにげました。 ざしきぼっこは泣きました。 こんなのが「ざしきぼっこ」です。 もう2編あります。。。。。。。。。。 なんとも懐かしい絵。。。。。ですよ。。。。。 昨日は一日ノンビリしてました。 3時ごろから、食料品の買出しに。。。。 7時頃、家に帰って、買ってきた食料品を台所に運ぶと、 Sが冷蔵庫に入れたり、棚に置いたり手伝ってくれようとす ると、次男Mまで「僕も手伝う、僕も手伝う。」とうるさ い。なんと、夕ご飯の用意まで手伝ってくれるという。 Sには、ホッケの開きを焼いてもらって、お豆腐を切っても らって、鶏の手羽先を下味付けてもらって、フライパンに入 れてもらって、 「アチッ!!!あぶなーー!!眼の中に入るとこだったよ、 お母さん!!!」 はねた油が顔にとんだらしく大騒ぎのSでした。 Mはガスコンロには触らせなかったので、不服そうでした が、お皿を並べてもらったり、ご飯をよそってもらったり、 「いやあ、なんだか、とっても、準備が早く終わってしまっ たよ。あんたたちでも、役に立つのね、それなりに。。。」 「それなりにはないでしょ~~~。」 楽しい会話の傍には、何にもせずさんまの「からくりTV」 を見て「だはははははは!!」と馬鹿笑いをし続けてるダン ナサマが。。。。ふぇ うううう、アナタがもう少し家事に協力してくれたら、言う ことありませんがねぇ!!!!!!!! 週末は、Sが私のHPを偵察に来るのですが、今週は家族中 が忙しくしてたので、Sも見てませんでした。 丁度日記のコメントにレスしてる時、Sが横に来たので、 「S,みんながSのこと,いい子だ!優しい子だ!って 言ってくれてるよ!」 「え、ほんと?なんで???」 私が書いた日記やみんなのコメントをニヤニヤしながら 読んでました。。。 「お母さんがいい日記を書いてあげたからじゃけえね。 感謝するように。。。」 「でへへ。。」 いい気分で2階に上がっていったせいなのか、すっかり熟睡 して、「お母さん、背中さすって。。」のお願いはありませ んでした。うふふ みなさんのコメントのおかげなんですよ。^^ スペシャルサンクス、、、、みなさま~~!!!!! ところで、もう何日もウォーキングしてないんです!! 今日は歩けるかな?りっちん(こ)? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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