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カテゴリ:思うこと
家の郵便ポストが開けられない。。。 一般的にアパートの郵便ポストというのは自分の部屋の前についているタイプとアパート自体の玄関的なところに密集しているタイプの2つに大別される。前に住んでいたところの郵便ポストは前者で郵便物があると自動的に部屋の中に溜まっていくようなシステムになっていた。しかし今住んでいるところは後者で、アパートの玄関のようなところにポストがあるようなスタイルなのだ。そのようなシステムには往々にしてダイアル式の鍵がかけられており、決まった回数決まった方向にそれをまわすとポストが開くという風になっているのだが…如何せんそのようなものに慣れていない故開け方がいまいち把握出来ていない節があった。 初めて今のアパートに来た時にはその郵便ポストは開いていたのでその後郵便物は簡単に取り出せたのだが、何かの弾みで1度閉まってしまったが最後、開け方がわからなくなってしまった。大家さんから1度だけ郵便ポストの開け方を教えていただいたのだが、それを記した紙ももうどこかへいってしまったので…事実上開かなくなってしまった。 鍵がかかってしまってからというもの仕事から帰ってくるたびに何度か試しているのだが、今のところ開くような気配は見せない。 というわけで今は窮屈な思いをして取り出しているというわけだ。我ながら田舎者っぽくて情けないのだが(笑) 新潟での地震といい北海道での地震といい…最近では地震が多発している。私はテレビはほとんど見ないので新潟の地震も恥ずかしながら知ったのは最近だった。しかもそれは2・3年前に起きた中越地震のことだと勘違いしていたほどに知らないような状況だった。 地震が起きてしまうのは日本列島に住んでいるということの宿命でもある。日本列島には多くのプレートが集まっており、それはそのまま地震が起きれば震源地になる可能性を意味している。地震を予見する技術はどんどん発展していってはいるが、それはあくまで予見であって、地震の発生自体を防ぐことは不可能だ。それはある意味では自然を掌握するのと同義だからだ。 地震が多く起こるということで問い沙汰されることが多くなったのが耐震強度の問題だ。最近の住宅事情では耐震強度の面でも優れた住宅が多く出来てきているが、それはあくまで最近家を購入した人だけに該当することであり…家を買うということが人生でも最大級の買い物であることを考えると、持ち家の多くは遠い昔に買ったようなものである以上は結果論かもしれないが対応が遅いと言わざるをえない。 しかしながら既存の家の耐震強度を強化するということも可能だ。家周りのこととなるとその価格水準は跳ね上がることも考えられるが、地震が起こって家が倒壊する可能性を考えると決して高すぎるということはないような気がする。現段階で耐震強度を向上させる手立てというのがどの程度の相場なのかは知らないが、おおよそ台所周りの道具を一新するよりは高いということが予想できる。あくまで私の予想だ。 需要が増えれば供給が追いつくように増加していき、そしてそのものにおける価格市場は自ずと均一化に向かっていく。これが市場原理の基本であるのだが、耐震強度向上の工事もこれに当てはまる時代が来るような気がする。 地震が多発するということはそれに伴う防護策というのも必然的に注目を受けるということで…大切な資産である家を守ろうという動きが個人レベルで起きるのも自明のことだ。誰もが家を守りたいと思う以上、耐震強度の向上は大きな需要を得ることになる。需要が増えればそこに属する企業は自分の会社でその受注を受けようとアピールをし出すことになり、結果的にその業界での競争が生まれることになる。そうなると市場原理の流れでは価格が安定化且つ低価格化に向かうことになるというわけだ。 競争が起こる業界というのは良くも悪くもニーズの高い業界であることが多い。その例に当てはまらないのがJTだと言えるだろう。ニーズは高いが競合企業がどんどん撤退していっているから、事実上煙草産業はJTの一社独占だと言える。税金を言い訳にして価格を吊り上げることが可能なのは競合がいないという何よりもの証拠だと言える。 まぁそんなわけで何が言いたいのかというと、地震対策のソフト面以外での対応策として重要な耐震強度向上が価格競争のやりだまにあがる時代もそう遠くないのかもしれないということだ。まぁそのようなブームは世相をもろに反映しているので…その競争が起こるということはそのまま地震が多発しているということなので素直に喜べない部分もあるのだが…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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