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Feb 22, 2008
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カテゴリ:報告



「継続は力なり」という言葉があるが、正しくは違うと思う。


継続を力にするのはやってきたことを自信を持ってやってきたという自負。そしてそのことに対する絶対的な自信から来る精神的効用だ。やってきたことに対して精神的にも表面的にも効果を見出してこそ初めて継続が力になる瞬間のように思える。しかし大抵のことは継続することにより何かしらの発見がある。そしてその年月が長いほどに確固たる価値を持つというものだ。



というわけで…



このブログも一昨日をもって3年目に突入することが出来た。これがここに恥かしげもなく日々の動き、そして考えていることを綴ってきたことに対する対価なのかどうかはわからないが、私の中で誇れることだということには間違いない。
思えば何かを継続して行ってきたという確固たる自負は私にはあまり存在しない。それは継続しようと行っている過程でいつも何かしらのジレンマを感じてしまうからだ。続けていくことに本当に意味があるのか?このままでいいのか?そんな考えを持ち出してしまうとどうもすぐに物事の継続はそこで終わってしまう。そんな葛藤を繰り返しながら騙し騙し生きてきた人生だったのだが、このブログに関しては丸2年も継続することが出来た。これは客観的に見ればたいしたことではないのかもしれないが、主観的に見ればかなり大きなことのように思える。


出逢いはいつも儚く刹那的だ。一瞬の邂逅、永久の別れ…ただの1つのツールであるブログにも人生の縮図は存在している。ただ一人、たった一人で行ってきた行為ならばそこまで感じることも無かっただろう。2年という短い期間の中で、そのような経験を積んできたからこそここに言葉を記していくことに意味を見出せたような気がする。


節目となる時期だからこそ昔に書いたことを見返してみる気になるというもので、久しぶりに昔に書いた内容を読んでみることにした。纏まりのない文章や脈絡のない流れ、そして散逸する文章構成と今も以前もそう変わらないことに成長の度合いを推し量ることが出来るわけなのだが、それ以上に感じたのが私自身の考え方の変化だ。
概念的にはそう変わってはいないのだが、学生、フリーター、社会人を経てこのブログは変遷してきている。今日こんなことがあったというような内容よりも考え方や感情を前に出してきたブログだからこそ余計に以前とは違う価値観をもって書いているということがわかるというものだ。節目節目の私の感情の変化は学生時代と今とでは全く異なっていた。それが読んでいて自分が書いたことながらなかなかに面白いというものだ。前に進んでいるかどうかは一概には言えないが、確実に変化は起こっているというものだ。


もう社会人になってしまったということで、立場的な変化はもうないかもしれない。しかしこの2年で積んできたもの以上のことが今後起こるような気がする。そのことを綺麗に纏めて書いていけるかどうかはわからないが、出来るだけここに残していこうと思う。それがこのブログの存在価値の1つではないかと思うからだ。





そんなわけで
無事に2年目を経過することが出来た。これは偏にここに理由はどうあれ来て下さった方のおかげだ。3年目までは遠い道のりだが気負うことなくのんびり書いていこうと思う。近道があると知っていてもそれが出来ない、愚直にしか進めない私らしいマイペースな性格もまたここには色濃く反映されているのだから。

















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Last updated  Feb 23, 2008 01:58:20 PM
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