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カテゴリ:思うこと
外に出てみると季節の変わり目の匂いがした。 どんな匂いなのかと言われてもはっきりと答えることは出来ないが、それでも季節にはそれぞれ匂いがあるような気がする。具体的には温度が変わってきたことによる街の匂いが変わることによって起こる現象なのだろうが、それでもやはり明確にその違いを感じることが出来る。 そんな季節の変わり目の匂いを今日偶然感じた。 夜勤前に少し昼寝でもしようと布団に潜り込んだ。すぐには寝付けなかったものの、それでもそのうち眠ってしまい、目が覚めると午後2時だった。窓から差し込んでくる日差しが眩しくて思わず外に出て行ったのだが、玄関のドアを開けた瞬間に漂っていた空気感は明らかに冬のものではなかった。もうすっかり春の匂いだった。 春の匂いはかなり好きな方だ。学生時代も春だけは特別な感じがしていた。桜が咲いて暖かくて、大好きな季節だ。というのも恐らく日本に住んでいるからだろうと思う。日本ほど四季がはっきりしている国はない。もしも日本に生まれていなかったら春という季節のことも知らなかったろうし、これほどまでに好きになれなかったと思う。季節の変わり目にこそ日本人であることの喜びを感じざるをえない。 春は出会いと別れの季節だとよく言う。私にとってもやはりこの春には別れが待っている。今の職場を離れることによる別れだ。なんだかんだと1年いたので感慨もそれなりにあるというものだ。しかし会社を辞めるわけではないのでそこまでの悲しさもない。むしろ自分を取り巻く環境を変化させるという意味でも悲しさよりも期待の方が大きい。横浜にも春の匂いがあるのだろうか?そこで馴染めるのだろうか?そんな不安がないではないが、自分の慣れ親しんだところに留まり続けるというのはきっと私にとってそこまでいい効用を生むとは思えない。慣れを惰性に変えない為のある種の冒険だとも言える。まぁそれはいいとして…(笑) なんだか纏まりのない文章になってしまった感は否めない。まぁ兎に角言いたかったことは、季節の変わり目の匂いは特別な感覚だということだ。これはひょっとして私だけの固有の感覚なのだろうか?こんなことばかり書いているとちょっと変な人だと思われるかもしれないという懸念がないでもない(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Mar 25, 2008 02:41:16 PM
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