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Jul 7, 2008
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カテゴリ:思うこと



部屋が随分とすっきりしてきた。


引越しももう佳境だ。使用頻度の低いものをダンボールに詰めたり、置いてある書類を片付ける作業で最近の私の時間は殆ど使われている。まぁこれも今だけのことだろう。
部屋が片付けだすと必然的に生活に枷が生じてくる。いつもは当たり前のように使っているものでも引越しの為にダンボール詰めしなければならない為に頻度を下げようと思うからだ。今の私もまさにそれで、生活に枷をしながら残りの日々を過ごしている。

それに関連して…

このブログを京都で書くのももうそろそろ終わりだ。
勿論以前のブログで書いたようにたかだか引越しくらいで辞めたりはしないつもりだ。ここの価値は私が一番よくわかっている。他のブログを書いている方がブログというものにどういう認識を持っているのかはわからないが、私にとってこの場所は癒しの場所になっている。ここに色々と書くことですっきりすることも多い。癒しの要素は他にもある。
友達の概念が他の人とは違う為に、一般的な友人の数よりも圧倒的に少ない私としては、このブログを書くことで知り合えた方々との触れ合いはとても貴重なものだ。ある意味では友人と同等のものを見つけたと認識している。まぁこれを読んでいる方々がどう思っているかはわからないのだが(笑)
だから、残り少ない京都での暮らしを…このブログと共に過ごそうと思う。
私なりの言葉を紡ぎだし、読んでくださっている方に届くことを最高の喜びとして。



さて、本題へ



世界遺産にいたずら書きがされていたという話をご存知だろうか?結構頻繁にニュースになっていたことから周知の事実だと認識して書かせてもらうのだが、私はあれを一般的大多数の意見とは違う立場から見ていた。一般的な感性としては「馬鹿なことをする人もいるものだ」くらいのものだろうが、私は違った。何故ならば…世界遺産に落書きをした本人が全くの他人ではないからだ。
世界遺産落書き事件で主に報道されていたのは私が知っている限りでは2件あった。もっとあるだろうが、大きく取り沙汰されていたのはおよそ2件だった。1つはどこかの大学の教授が落書きをしていたという事件と、イタリアの世界遺産に大学生が落書きをしていた事件だ。前者に関しては特に思うところもなく、愚かな行いをするものだと思っていたのだが、後者に関しては私はそのニュースを初めて見た時に落ち込んでしまった。犯人が私と母校に通っているからだった。

日本は広いのだから同じ大学出身の人なんてごまんといる。同じ出身だからと言って別に何の関わりがあるわけでもないのだが、私が言いたいのは、そのような事件を起こしたことによって大学の品位を著しく下げているということだ。
自分の親が馬鹿にされて黙っている子どもがいないように、自分の母校を馬鹿にされて何も感じない卒業生もいないだろう。学校には通っていた頃の思い出をはじめ、様々なものが詰まっている。何年も毎日通ってきたところなのだから思い出がない方がおかしい。そのような思い出深い学校がつまらないことで世間から見られる目が変わる、こんなことに黙っていられるだろうか?私はそこまで無関心な人生を過ごしてはいない。その事件に憤りを感じた。

この事件によって大学側は、犯人の生徒に自腹でイタリアへ行落書きを消させるという措置をとるという方針をうちだしていた。しかし私はそんな程度では足りないと思う。大学の品位を低下させたという罪は謝罪だけでは済まない。大学側への損害賠償が発生してもおかしくはないだろう。そこまでしないのはきっと認識の甘さだろう。これから出身大学名を告げる度に「あぁ、あの事件の…」と言われる思いをすることになる在学生の気持ちを考えると、最早個人的な問題ではないのは自明だろう。




世界遺産に落書きをしてはいけないなんていちいち言われなければわからないのだろうか?
少なくとも義務教育を満了した頭で考えれば
していいこととしてはいけないことの区別はつくだろう。
近しい世代が低脳だと
それに伴い同じ世代もまたそういうように見られるということをもっと考えるべきだろう。













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Last updated  Jul 7, 2008 08:43:17 AM
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