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カテゴリ:くだらない話
8月に入ってからまだ1日も働いておりません。 実際のところは明日から仕事なのだが、8月3日現在まだ一応働いてはいない。確かに先月の月末に夜勤をしたので厳密に言えば8月1日に働いたと言えなくもないが、そこのところは「夜勤が始まった日の労働」という解釈をしている。この解釈が社会性を持つことはないと思われるが、私のような業界では至極当然の話なのだ。要するに私達の業界では1日は24時間ではないということだ。これもこの業界に3年いた為なんとか許容出来る概念ではあるが、勿論社会性があるものではないだろう。夜勤が終われば34時なんて表記が一般性を持つこと自体が稀有なことだと感じる。 さて 夜勤をやっていると不思議な感覚がある。 前日の夕方から次の日の朝にかけて働くわけだ。つまり1度あたりの労働時間にすれば16時間程度の仕事ということになる。人間16時間も働けば疲れきることだろう。しかしそれはあくまで一般的なお昼の仕事の尺を16時間に伸ばしたものではない。夜の仕事というのはお昼の目が回るような忙しさとは違い、夜という静かさを仕事にも投影しておりマイルドな仕事内容となっている。そうは言っても16時間だ。疲れないと言えば嘘になる。その16時間を乗り切った後は朝に解放されるわけなのだが…そこからの時間の使い方に今を以って未だ慣れないというところだ。 他の夜勤の職場がどのような形態をとっているのかはわからないが、私の職場の連続夜勤は夜勤と夜勤の間に少なくとも24時間以上の余裕が生まれる。それは時間的な拘束やシフト制の制限といった数々の要因によってそうならざるをえない状況になっている。つまり好意的な解釈をすれば24時間のオフが間に挟まれているのだ。その24時間のオフに対して、疲れている為に寝るという選択肢をとる人が多いと思うが、だがしかしそこは流石24時間のオフだ、寝ているだけでは勿体無いと思うのも理解出来る感情だ。夜勤をやる人間は夜に強くなる。故に短い睡眠時間で体調を整えようという意識が他の人よりも強い。私なんかも夜勤後でも3時間寝ればもう働ける状態に持っていくことが出来るくらいだ。恐らく私より若い後輩はもっと元気だろう。流石に夜勤が終わって遊びに行き、そのまままた夜勤に行くというような20代前半の頃やっていたようなことは出来なくなったが(笑) 私の場合は夜勤後の時間は家のことに使っている。わざわざ掃除をする為に、洗濯をする為に休みの日に早起きするということはしたくないが、夜勤終わりで朝になっているのであれば丁度いい。その時に済ませてしまうことが非常に多い。そういう意味では夜勤は非常に便利だと感じる。根が不精だから仕方ないと言ったところか。 またある人はギャンブルに勤しむこともあるらしい。仕事終わりの時間が丁度お店の開店時間というのがその原因だろう。当業界にギャンブラーが多いのも頷ける話だ。 しかしこうも思う。 夜勤は人を選ぶ。誰しもが出来ることではないと思うこともあるからだ。夜に強いかどうかは結局はその状況での慣れに起因している。夜に強くなれない人には夜勤は到底無理だろう。考えてみれば因果な話だ。 とまぁ夜勤について考えてみたものの…最大の争点は夜勤後をどう使うかということだろう。夜勤後の時間を無駄に使うようではまだまだ素人だということかもしれない。そういう意味では私も3年従事してようやく一人前に近づいているのかと感じる(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Aug 3, 2010 07:11:27 PM
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