2017/02/26(日)22:20
「大内人形」とお雛様・左近の桜 右近の橘
大内塗りは山口市の伝統工芸です。
現在、市内の8つのお店が大内塗りを製作しています。
今から600年ほど昔、南北朝時代の大名・大内弘世が京都からお姫様を妻に迎えたところ、
お姫様が都を恋しがるので、都から人形師を呼び寄せて人形御殿と呼ばれるくらいに
人形を作らせ、慰めたんだそうです。
大内氏の都ならではの塗り物が大内塗りで 大内塗りのお人形が
「大内人形」と呼ばれています。
我が家の大内人形です。
昨日の午前中、お雛様を飾りました。
出して並べて、後でもう1度見たら 橘と桜の置き方が逆だったので(汗)
ちゃんと飾り直しました。
「左近の桜 右近の橘」という言葉を忘れていました^_^;
雛人形に向かって 右が桜、左が橘ですね。
京都御所の紫宸殿の庭と同じです。
下々から見た左右ではなく、天皇の位置から見た桜と橘が
左近の桜 右近の橘なんですよね。
しかも私、♪お花をあげましょ 桃の花~
なんて歌いながら飾っていたので 桜のことを桃だと勘違いして
「桃と橘が逆だった~」って 夫に言いました(^_^;)
大きさがわからないと思いますが お雛様の飾り台は畳み1畳あって
それを出すと何とも場所を取り過ぎるので
いつも、使っていないこたつの上に緋毛氈を広げて飾ります(^^ゞ
見ただけじゃわからないでしょ(^_-)-☆
ぼんぼりは省略しました。
これはお手玉の形のウサギのお雛様。
お雛様って 心が華やぎますね^^
こちらの桃の節句は4月3日なので しばらく飾ったままにしておきます。
せっかく 1年ぶりの明るい場所ですものね。
耐震工事で 吹きっさらしの工事現場だったウチの中が、雅になりました