2017/03/20(月)11:49
井伊直勝と直好の墓がある袋井市「可睡斎」ひなまつり
先週水曜日、夫と袋井までドライブしました。
東名高速で ウチから30分で到着。
目的は袋井市にある 火防総本山・秋葉総本殿可睡斎。
日本最大級、32段1200体の雛人形が飾られているんです。
袋井市の「可睡斎(かすいさい)」は室町時代に開山された禅の大道場。
お雛様が飾られているのは右上の建物です。
「可睡斎」は 徳川家康が幼い頃武田信玄の軍から逃れ、父と共にかくまわれたお寺です。
後に礼に訪れた際、席上で居眠りをする和尚(第11代)を見た家康が
「和尚我を見ること愛児の如し。故に安心して眠る。われその親密の情を喜ぶ、和尚 、眠るべし」
と言い、以来和尚が「可睡和尚」と呼ばれたことから、寺の名も可睡斎となったそうです。
そういう席で寝ちゃうなんて 随分失礼だと思いますけどねぇ^_^;
家康が父と共に隠れたとされる洞窟は六の字穴として今も残っているそうですが
今回はお雛様が目的なのでそこはスルー。
入口にも飾られています。入場料500円。
全部で3000体余のお雛様があるそうで 廊下にもずらり。
どのお雛様も美しい。
お坊さんが
「80年前から水洗のお手洗い、大東司です。
ぜひご覧下さい。今でも使っています。トイレの神様がいらっしゃいます」
と案内していたので 入って、トイレも使わせてもらいました。
洋式も1つありました。左がトイレの神様です^^
お雛様はこれだけではなく
国登録有形文化財瑞龍閣に 32段、1200体のお雛様。
写真に入りきれない!
天井も素晴らしいんだけど、下がって写そうとすると見物客も入ってしまう^_^;
江戸時代から山形県酒田市に伝わるつるし雛「傘福」や
室内ぼたん庭園。
ここのお寺はぼたん苑や、ゆり園でも有名です。
可睡斎と家康との関係は知っていたけど
今回初めて、井伊家の墓所があることを知りました。
この家系図が置いてあったので 大河ドラマがわかりやすくなりました^^
直親って 掛川で討ち死しちゃうのね~、28歳の若さだったんだ~(>_