2021/06/08(火)09:12
沙羅双樹と夏椿
昨日、夏椿のことを書きましたが カンボジアに行った時
プノンペンの寺院で
「これが沙羅双樹です」と現地のガイドさんが教えてくれました。
行ったのは真冬の1月です。
え?これが沙羅双樹の木?
イメージが違うし 白い花じゃなくてくすんだ赤だわ
しかもこんな大木です。
タイやカンボジアの沙羅の木はホウガンノキと言って
30mの大木なのだそうです。
本当の沙羅双樹は、インド原産のフタバガキなのだとか。
比ぶるに日本の沙羅(夏椿)は
平家物語の「沙羅双樹の花の色」の沙羅ですよね?
儚くて 白く美しい。
本来なら「双樹」だから沙羅の木が2本あって沙羅双樹と
いうことになるのでしょうけど、梅雨どきに白い花が涼やかで、
清楚で儚げな美しさは日本人が好みとする花でしょうね。
花言葉は「愛らしさ」「はかない美しさ」だそうです。
初夏の朝咲き、1日でポトリと落ちる。
ピッタリですね