|
テーマ:国内旅行について(2481)
カテゴリ:携帯
3/4 天気 雨のち晴れ
以前から行ってみたかった所に、JRの北陸割周遊券を活用し行ってみました。 行ってみたかったのは、若松酒造の三郎丸蒸溜所です。 蒸溜所見学シリーズ第4弾。 富山県南砺市にあるアニメ制作会社P.A.WARKSさん製作の映画「駒田蒸留所へようこそ」の舞台となる蒸溜所です。 この映画観てからウィスキーにはまってしまって、ウィスキーのことがもっと知りたくなって蒸溜所見学も始めました。 初北陸新幹線でGO!新高岡駅にて城端(じょうはな)線に乗り換え、油田(あぶらでん)駅へ。 北陸新幹線席の間隔が広くゆったり乗車でき最高でしたが、城端線がまさかのディーゼル列車で、テンションが爆上がりでした。 ここでトラブル発生。施設内のお食事の予約と蒸溜所見学の日付が一日ずれていることが発覚~。あーなにやってるんだよともうテンション急降下。(最近こんなミス多くて自分が嫌になる~) ダメもとで電話予約センターに連絡して対応を依頼したところ、快く神対応していただき、大変ありがたかったです~。 油田駅からは徒歩1分。本当に駅前に若松酒造さん発見~。 無事大正蔵にて見学受付を済ませました。 ガイドの渡辺さんに案内され三郎丸蒸溜所見学開始。まずは熟成樽の保管庫へ。 地元で製作しているミズナラ樽を含めた見学。夏は屋根にスプリンクラーで冷やしたり、地下水利用のクーラーで温度を調整しているとのこと。 心配だった能登地震では、幸いなことに正月元旦お休み中だったので人的被害なく、また施設内も瓶1本割れることなく無事だったとのことでした。 次は蒸留棟の見学です。昭和初期の建造した建物で、近年見学できるよう改築したとのことです。 内部の柱やガラスはその当時のものをそのまま使用とのことで、とても年代を感じました。各建物には建築した年の年号を用いていて、大正蔵は大正時代建築なのだそうです。 こちらではピーデッドモルトを使用とのこと。(以前三郎丸蒸溜所製の十年明ウィスキーを初めて飲んだ時は、今まで飲んだウィスキーでは味わったことがない、まるで炭の味と思うくらい強かったが、これがピートの味なのかとものすごい衝撃を受けました。この味結構癖になり大好きなのですが、そういうことなんだと納得しました。) 粉砕装置、マッシュタン(糖化槽)、樽じいのショート解説映画鑑賞、一次発酵槽(ホーロー製)、ポットスチル「ZEMON」7%のアルコール麦汁を70%の無色透明なニューポットへ蒸溜する世界発鋳物製のポットスチルだそうです。 次は、二次発酵槽(木製)を見学。 木製の発酵槽では麦汁から7%のアルコールに変化している匂いを体験しました。 大正蔵に戻り、なんと1番麦汁の試飲をさせていただきました。 以前八郷蒸溜所で匂いを嗅がせていただいた時に、どんな味なんだろうって思っていたのですが、味わうことができるなんて~。早速飲んでみたが、甘くスモーキーな味わい。糖度を訊いてみたら、バナナと同じ20度なんだそうです。発酵前の麦汁なのでもちろんノンアルコールです。 最後はガチャガチャでおちょこを引いて、試飲タイム。 十年明Noir、十年明NAVY、サンシャイン、三郎丸蒸溜所ブレンド、ウメスキーの5種類と若松酒造の日本酒4種類でした。 気になっていた三郎丸蒸溜所設立以来製作している地ウィスキーのサンシャイン。甘くて飲み口が良くて一升瓶で買いたかった。 ただガイドさんが途中で話をしていたシングルモルトが気になったので、訊ねてみたところ、結構なお値段でレジの後ろに隠してあるとのこと。いろいろお世話になったこともあるし、ここでしか買えないウィスキーをと、思い切って購入することにしました。(購入したのはシングルモルト三郎丸Ⅲ!人生初高級ウィスキーに挑戦です~) ガイド終了後、ガイド中に製作部門の渡辺さんにサインがもらえるとのことでしたので、ガイドの渡辺さんに思い切ってサインを依頼。 製作の渡辺さんはすごい方で、映画の中で樽詰め時のホルダーを作るエピソードが紹介されてましたが、このエピソードは、渡辺さんが実際に作ったことを元に作られた事実だったとお話をして判明しました。他にもホーロータンク用の階段や、夏クーリング用のミスト、竈炭三郎の竈とか、今回お邪魔した時には、新しく通用門用の門を溶接し塗装中とのことでした。なんでも作ってしまう大ベテラン、今後もお元気でいろんな物の製作頑張ってほしいなって思いました。 お昼を施設内にある竈炭三郎にて頂きました。ここでしか飲めないだろう三郎丸Ⅱを1杯味わい、炭火焼ローストビーフ重に舌鼓を打ち最高のひと時でした。 ☆今日の写真☆ 人生初北陸新幹線でGO! JR城端線のディーゼルカー 最寄り駅 大正蔵 貯蔵庫 蒸溜所 蒸溜所の守り猫三四郎くん マッシュタン(糖化槽) 一次発酵槽(ホーロー) 世界初鋳物で作ったポットスチル「ZEMON」 二次発酵槽(木製) 発酵しています シェリー樽で眠るウィスキー達 一番麦汁とガチャ用コイン 実際にホルダーを手作りした製作部門の渡辺さん 美味しかった竈炭三郎でのお食事 映画上映後、映画に寄せて作った看板なんだそうです 購入した三郎丸Ⅲとお土産のミニボトルウィスキー 富山土産といったら大好きなますの寿し~! 三郎丸蒸溜所見学記念に描いた絵 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.03.07 09:06:21
コメント(0) | コメントを書く
[携帯] カテゴリの最新記事
|