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学生時代に「五月の風」という歌を良く口ずさんだものです。
大学に入った新入生の頃、サークルで仲間が多くでき、 五月病という病気とは全く無縁でした。 でも二日酔いにはよく悩まされましたね。 先週は京都タワーホテル屋上でビアガーデンが始まり、 昨日から鴨川の床(ゆか)のお昼の席が始まり、 京都も一気に夏モードと思いきや、 今日は朝から「寒の戻り」とでも呼びたい寒い一日でした。 「花冷え」を通り越していましたね。 俗に「五月生まれの子は聡明」と小さい頃に聞いたような 気がします。気候が爽やかな季節だからでしょうか。 日本で智恵第一と言えばだれでしょうか? 思い当たる人はたくさん居るでしょうが、 中でも「法然上人」は、幼き頃より聡明な御方だったそうです。 幼名は「勢至丸」。阿弥陀如来の脇を固める菩薩として、 観音様と共に阿弥陀三尊の一翼を担う方が勢至菩薩様。 慈悲の観音に対して智恵の勢至、と呼ばれます。 釈迦三尊の場合は、慈悲の普賢、智恵の文殊となります。 さて、法然上人も比叡山で修行を積まれ、浄土教の教えを 民衆に広めるため、山から下り、都のあちらこちらで布教を しますが、その一つ、現在の円山公園の東のあたりを吉水といいまして ここを一時期布教の拠点とされますが、後にこの吉水御坊が知恩院と して発展し、現在は浄土宗の総本山です。 因みに総本山と大本山の違いですが、 総本山も大本山も宗派や宗の元締めを指すのですが、 総本山が存在する宗派や宗の場合、総本山は大本山の上となります。 知恩院は確か五つ程存在する浄土宗の大本山を統括する存在なのです。 粟生の光明寺、黒谷の金戒光明寺、百万遍の知恩寺、 永観堂禅林寺、御所に程近い清浄華院。こららのお寺は皆、大本山です。 知恩院は今回の特別拝観でもまた、巨大な三門の楼上(二階)を 特別公開しています。 楼上には、宝冠を頭にしたお釈迦様と十六羅漢達がズラッと並んでいますが、 羅漢の中にも智恵第一といわれる御方がいらっしゃいます。 見つけに行ってみませんか? お釈迦様の息子さんもいらっしゃいますよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 4, 2006 10:30:02 PM
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