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「天神祭は優越感に浸る祭りです。」というフレーズが 妙に頭に残っています。25日の船渡御を見物している 時に御伽衆のアナウンサーが言っていたセリフなので すが、つまりはこういうことです。 川沿いの観覧席にいるお客さん方は、船渡御で行き交う 様々な船を間近で見物でき、また運が良ければ、船の衆 と「大阪締め」を交換できます。しかし橋の上で見物してい る人達はそれができないので、その点で優越感に浸ること ができるというわけです。また橋の上の人達は、天神祭に 来たくても来れなかった人達のことを思って、優越感に浸っ ているのだと。 しかし、この天神祭の真っ最中に高速遊覧 船「アクアライナー」がクルーズしていました。乗船客は冷房 の効いている船の中で、しかも船渡御の船という船に最接近 して、水面スレスレで見物しています。ですからクルーズ客は 観覧席の人達を「暑い所で見物してはんなあー」ともっと優越 感に浸っているのかも知れません。 でも祭りで浸るなら、優越感にではなく、「御手洗川」に浸り たいものです。昨日から下鴨神社では「御手洗祭」が始まって います。暑さ極まる土用の丑の日に、靴と靴下を脱いで地下 水脈独特の冷たさをキーンと、今年も味わいたいものです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
July 28, 2012 02:15:37 PM
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