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国東半島に山間部に位置し、九州最古の木造建造物を 所有する富貴寺大堂。国宝指定です。間口4間、桁行5間 の宝形造の木造建造物ですので、ほぼ正方形のシンプル な古建築です。中には建物と同じ時期に造られた阿弥陀 如来像(重文)が座ってらっしゃいます。また、柱や梁など には、これまた当時に描かれた浄土図が微かに残ってい ます。肉眼では殆ど判らない板絵ですが、懐中電灯を当 てると、まるでエックス線でもあてた様に浮き上がります。 西南隅の梁に大威徳明王が、そして東南隅の梁には どうやら降三世明王が描かれていることが判りました。 浄土だけでなく、曼荼羅もどうやら描かれているようです。 もう少し時間をかけて、もっと時間をかけてゆっくり とこれら内部の仏画を拝観してみたいと思いました。 また境内には「奪衣婆」の石造が安置されていました。
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Last updated
August 28, 2012 10:25:16 PM
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