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京観深々

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September 23, 2012
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カテゴリ:カテゴリ未分類

 昨日、一年半ぶりに二度目のお参りを果たした浄土寺の

阿弥陀三尊像ですが、台座の下に彫られた雲の彫刻表現

に面白いものを感じました。阿弥陀如来も観音菩薩も勢至

菩薩も台座の上に立つ立像のスタイルですが、台座である

蓮弁の下に雲がいずれも彫られているのです、まるでソフト

クリームのような軽快感があります。そして一番後方の部分

だけ、ソフトクリームの頂上のように、少し跳ね上がっている

のです。これは快慶ならではの心憎い表現だと思うのですが

極楽浄土から、来迎してきた阿弥陀三尊達が、往生を遂げ

ようとしている人の前までやってきた時に、ブレーキをかけ

キュッと止まる時の動きを、雲の後方部を跳ねあげる造形で

表現していると。静止をしている仏像彫刻にどれだけ躍動感

を表現するか? 仏師の腕の見せどころですね。






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Last updated  September 28, 2012 08:54:00 PM
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