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東寺北総門から八条通りを西へ歩くこと5分。 「六孫王(ろくそんのう)神社」が建っています。 「六孫王」とは清和天皇の息子、貞純親王の皇子の 子である経基王のことで、貞純親王が清和天皇の 六番目の子であり、経基王は清和天皇の孫である ことから「六孫王」と呼ばれたのだそうです。 経基王は後に源氏姓を与えられ「源経基」と名乗り ます。六孫王神社は清和源氏発祥の地でもあるので す。源経基は、嫡子である源満仲が誕生した時に、琵 琶湖の竹生島から弁財天を勧請し、その周りの水を 誕生水(産湯)として使ったという伝えが残ります。また 源満仲の子、源頼信の子孫である、源頼政が平清盛に 仕えた時に、祖先である経基王の邸宅の一部を献上し たのが「西八条邸」の始まりとも伝えられています。 「経基王」は武にも通じていた方ですが、天皇の孫です から花鳥風月を愛でる人でもあったのでしょう。時に花 では牡丹が大好きで、現在の六孫王神社境内である 邸内には牡丹が咲き誇っていたそうです。 六孫王神社の神紋は「牡丹」です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
September 28, 2012 09:22:25 PM
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