2010/04/11(日)10:31
植松努さん講演会に行ってきました!
昨日の4月10日(土)、
加古川でおこなわれた植松努さん講演会に行ってきました。いやあ~、よかったです。
2時間が、あっというまでした。僕が過去に経験した中では、
間違いなく一番の講演会だと思います。▼植松努さんの講演会が加古川で開催されます!
で紹介した、講演会です。 DVD&ブックに収録されていたお話と話の骨格は同じながら、
スライドが豊富に使われ、詳しいお話に
ぐんぐんひきこまれました。個人的に印象に残ったところを書きます。 ・昔のマンガやアニメは、あこがれられる未来像を子どもたちに提示していた。これ、まさにそうなんですね。僕もマンガやアニメにかなり影響を受けました。『ドラえもん』にしても、
科学がみんなをしあわせにする未来像を提示していた。スポーツ根性ものは、
「特訓」すれば上達する、強くなる、という
イメージを強化していました。講演では、
・『鉄腕アトム』にあこがれて実現しようとした人たちの努力が、
「アシモ」にたどりついた
という話などをされていました。それと対比して
・今のマンガやアニメは「ものをゲットする」ことに
あこがれを持たせるようになっている
ということが言われていました。今のマンガやアニメも、「友情」などの価値観や「努力」などの価値観をベースに
うまくストーリーを展開しているものが多いですが、
確かに「自分がどんどん成長し、向上していく物語」から
「次々と新しいものをゲットしていく物語」に変わっていっているような気もします。ただ、「ゲットしていく」ということも、お金で買うという方法論だけではなくて、
「自分で作ることによりゲットする」という方法論がとられるならば、
僕はこれはとてもいいことだと思います。僕が子どもの頃、ビックリマンシールが流行りました。
男の子たちのほとんどが、シール集めに熱中しました。そんな中で僕は「これはおもしろい」とシールを集めながらも、
自分でオリジナルキャラクターを作って、
オリジナルシールづくりに挑戦しました。
ビックリマンシールの裏面にはキャラクターの説明が3行載っているのですが、
うまい文面を考えたりして、既存のものまねしながら
自分の創造性をはぐくむことにつなげていたのです。植松さんは思いっきり「自分で作る」派の人です。
小学生の時のペーパークラフト作りが、大人になってからの
ロケット作りにまでつながった人です。そして「自分で作る」との大切さは、僕もひしひしと感じます。植松さんのやっていることはあまりにも先を見ていて、
今の周囲の人から見たら
「そんなことをやって何になる」
と言われるようなことが多いと思います。でも、だからこそ、そうやって言われながらも結果を出してきた、
植松努さんの講演を、広く多くの人たちに聴いてもらいたいです。
特に、「自分なりに工夫して頑張ろうとしている」人たちの
心の支えとしてもらいたいです。DVD&ブックでは、講演録と講演DVDがセットになっていて
お得です。
見られたことのない方はぜひ!
▼『きみならできる!「夢」は僕らのロケットエンジン
植松努の特別講演会
北海道の小さな町工場が"知恵"と"くふう"で「宇宙開発」に挑む』
(植松努、現代書林、 2009/9、4200円) ☆以下のブログランキングに参加しています。
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