きょういく ユースフル! ~ 僕は触媒になりたい ~

2010/05/03(月)13:11

『算数の授業で教えてはいけないこと,教えなくてはいけないこと』7~スクールプレゼンターでICT授業

PC・デジタル関係(323)

『算数の授業で教えてはいけないこと,教えなくてはいけないこと』 (正木孝昌、黎明書房 、2009、2000円) 子どもの「たい」を大事にする、この本の読書メモを続けます。 今回が第7回。電子黒板での授業で具体的に使える 「スクールプレゼンター」という専用ソフトをとりあげます。 ====================== 正木孝昌『算数の授業で教えてはいけないこと,教えなくてはいけないこと』 読書メモ7(p135~144 「第3章 図形を教える」より)  (・は本の記述の抜粋、#の緑文字は僕のコメントです。) 4 長方形の性質を調べる(算数授業ICT研究会 全国大会での授業) ・スクールプレゼンターを使えば、  図形を切る、移動する、変形する、動かすなどの操作が容易にできる。#参考リンク、貼っときます。  体験版のダウンロードができます! ▼スクールプレゼンター ▲上の画像は、スクールプレゼンター体験版の画面をとりこんだものです。  ハサミツールを使うことにより、任意の場所で線を引き、  実際に画面上でまっぷたつに図形を切ることができます。・しかし、一方、図形の学習では、  自分の手で作り、自分の手で操作することがなによりも大切。#ICT授業の目的は、ICTを使うことにあるのではありません。  やはり、子どもが実際に身近なものを操作する活動は大事ですね!・課題は  「1本の直線で2つのぴったり重なる形に分けてみよう」・まず、一斉に空中に、その線の方向を描かせてみる。  子どもたちの1人ひとりが、自分の考えた線を持つ。(以上、p144まで) ======================この授業の実際が、授業見学をされた一人の先生のブログで 詳細報告されています。先ほど見させていただき、大変勉強になりました。▼第11回 研修報告  「算数授業ICT研究会全国大会で伝説正木先生の授業を観た!」  (ブログ「とげとげ★先生の教育本フォトリー日誌」より)電子黒板を使った授業は、5月上旬に実際におこなっていきますので 現在その準備中です。以下の書籍も役立ちそうなので、ネットで取り寄せました。 『スクールプレゼンターで変わる算数の授業~IT時代の黒板革命』 (算数授業IT研究会 、東洋館出版社、2006、2500円)  ============================= 【目次】(「BOOK」データベースより) 第1章 スクールプレゼンターの可能性を探る (スクールプレゼンターってなあに /現場の教師とともに成長するオーサリングツール ほか) /第2章 スクールプレゼンター活用例 (1年『たし算』-アクション機能で、子どもの声を引き出す  コピー機能で、同じものを繰り返しみせる-イメージづくりと計算の習熟 /1年『いくつといくつ』-問題場面をゲーム化して-5の構成を理解する ほか) /第3章 スクールプレゼンターを使った授業の実際 -第1回算数授業IT研究大会より (5年「三角形の面積」-スクプレで、考える楽しさを共有する /6年『単位量あたりの大きさ(速さ)』 -アニメーションで動かし、速さを数値化する必要性を感じ取らせる) /第4章 スクールプレゼンターの使い方-操作マニュアル (基本的な操作と2つの画面/授業でのイメージ-実行画面での操作 ほか) =============================正木先生の本の読書メモは、まだ続きます。 次回は「第4章 量と測定を教える」に入ります。では、また次回!お楽しみに。        ブログ王ランキング  ▲よければ1クリックお願いします。ブログ継続の力となります。

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