2010/09/21(火)20:36
喜多川泰『賢者の書』1 ~まずは、受け入れる。
『心晴日和』がよかったので、
著者の喜多川泰さんの他の本を
読んでいます。(▼『心晴日和』の読書メモはこちら)2冊目に手に取ったのは、
喜多川さんの最初の著作です。
『賢者の書 新装版』
(喜多川泰、ディスカヴァー・トゥエンティワン、2009、1200円)===========================
【内容情報】(「BOOK」データベースより)
人間は何度だって生まれ変わることができる。
そしてその可能性はすべての人にある。
少年サイードが9人の賢者から学んだことは、はたしてなんだったのか...?
あなたの心を成長させる、ファンタジー自己啓発書。
===========================この本のように、主人公が学んでいる姿から、
読者が疑似体験的に学べる、というのは、
なかなかいい趣向だと思います。ロールプレイング・ゲーム、というのもそうですね。「お勉強」というのも、こういうふうに
ロールプレイングゲームみたいに、
あるいはシミュレーションゲームみたいに
企画・提案できたら、面白いなあ、と
一人の教師として思います。そういう実践をされている先生もおられますが、
僕がこれから新しく学校教育の中でそれをしていくのは、
なかなか難しいかな?
(なかなか余裕のない現実が・・・^_^;)でも、親としてなら、もしかしたら??なにはともあれ、この本からの僕の学び、
読書メモ、残しておきます。「ネタバレ」になりますので、
お話を純粋に楽しみたい方は、
まず本を読んでから、見てくださいね。=============================
『賢者の書』読書メモ1 (p92 第3の賢者の教えまで)
・わかろうとするより、すべてを受け入れようとするのだ。 わかったものを受け入れる、
わからないものは受け入れられない
と考えるのではなく、
まずは受け入れるのだ。 ↓ 言っていることはよくわからなかったが、
それでも受け入れることはできるということを学んだ。#このあいだお会いした「表現者たけ」さんから買った
ポストカードの一つに、
「愛」について書いたものがあります。
「ありのままの心を、ど真ん中で受けとめるのが”愛”」 今僕のプリウスの運転席の上に、貼ってあります。(^^) (画像引用:上のリンク先、たけさんの作品詳細ページ) ・1つひとつが何であるかはよくわからない。 しかし、全体でひとつの人間の目のように見える。#何でもない部分の記述ですが、僕にはとても印象的でした。 ・行動の結果として手に入るものは、
どんな場合であっても、小さなひとつのピースでしかない。・ビジョンとは、
必ず到達することが約束された場所であり、
そのためにお前の人生があるという
確固とした信念をもとに描かれる絵だ。#昨日の日記に書きましたが、ブリーフセラピーでいう
「『当然こうなっている』という『未来時間イメージ』」
と重なる表現だと思います。 詳しくは
▼ 『<森・黒沢のワークショップで学ぶ>解決志向ブリーフセラピー』
を参照ください。・我々が手にするものは、
一枚の絵を完成させるために必要不可欠な、
パズルのひとピースに過ぎない。・行動を起こすときに何かを期待したり、
失敗することを恐れたりすることには、何の意味もない。・宇宙を見るたびに、
何と自分の心の大きく素晴らしいことかと考えるべきだ。・お前の周りにいるすべての他人を、
これ以上できないほど尊重し、尊敬する心、
それが他尊心だ。 それをどんどん高めるのだ。 → 自尊心は、それと同じ高さまで高めることを許されている。・「私の生活はすべて、
私以外のすべての他人が生み出したもので
埋め尽くされている。 そのおかげで今日も一日幸せに生きてゆける。」・「私にとって、彼ら一人ひとりがかけがえのない存在であり、
もっと尊敬され、尊重されてしかるべき存在である。」 そして自らも同じ人間である。 ということは 自分も 世界中の人々にとって
かけがえのない存在になりうるのだ。」(p92 第3の賢者の教えまで)
=============================この本では、第9の賢者まで登場します。読書メモ、長くなるのでまた次回へ続きます。 ↓(^0^)いつも読んでくださって、感謝します!
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