きょういく ユースフル! ~ 僕は触媒になりたい ~

2011/09/09(金)23:00

超簡単な対戦「さんすう」ゲーム 「マジックナンバー」(トランプを使って)

たのしいべんきょう(146)

今日は、新しく通級を始めた子の、最初の通級授業がありました。 うちの通級教室では、最初に「今日のメニュー」を黒板に書きます。1.○○2.△△3.◆◆4.(^^)(^^)って感じです。ただ、今日は子どもとのやり取りの感じから、 メニュー通りにいきそうにありませんでした。 そこで、1.を終わらせた後、 急きょ、いきなりその場で考えたメニューに移行しました。(最初に決めたメニューを途中で変えたのはこれが2度目です。  1度目は1学期、雷が苦手な子が雷を怖がったときでした。)引き算や掛け算が課題の子だったので 本当は計算プリントをやる予定でしたが、 気持ちが乗ってこない様子を見て、 出してきたのは「トランプ」。その場で考えたゲームをしました。勝手に名づけた名前は、「マジックナンバー」。やり方はとても簡単。最初に、マジックナンバーを決めます。子どもが言った数字で、今日は「3」で始まりました。たぶん。トランプの山から、1枚ずつ僕が場にカードを出していき、 子どもはそれを見て、マジックナンバー(「3」)のときだけ、 かるたとりの要領で、カードをとります。違う数字のときにカードをたたくと、お手つき。 今までとったカードをすべて場に出さなければいけません。こちらはカードを1枚ずつどんどん場に出していく係ですが、 子どもが気づくのが遅い場合はこっちがとってしまいます。そうやって子どもと勝負して、 最後にたくさんとった方が勝ち。マジックナンバーはその後 「5の段の数字」とか 「2の段の数字」など、 九九の習得に絡めたものに変えていきました。やり方がわかったら、「何の段の数字にする?」と 子どもに決めさせるようにします。2の段だと、マジックナンバーが2,4,6,8,10の5種類もあるので、 カードの取り合いが結構続き、 こちらも間髪入れずとったりして白熱しました。4回やって4回とも子どもが勝ちましたが、 予想以上に集中してのってきてくれたので、 ひとまず目的は達成です。ちなみに目的は、積極的に活動させること、 楽しいと感じてまた来たいと思わせること でした。主体性や楽しいと思う気持ちがないと、 何にも身についていかないですからね。この子は授業開始時には黙ったまんまでほとんど反応がなかったんです。 でも、終わるころには、笑顔で満足した表情が見られました。 やってよかったです。即興で考えたわりに、 シンプルでけっこう今後も使えるかも、と思ったので、 ブログに書いておきます。同様のゲームがすでにあるような気がするのですが、 ちゃんとした名前が分かる方がいらっしゃったら、 ぜひ教えてください。もしまだ名前がなければ、僕が名付け親ということで。(^。^) ブログを読んでいただいて、ありがとうございます。     もし共感してくださる部分がありましたら、      以下のバナーをクリックしていただけるとうれしいです。           ↑ブログ王ランキング    ▼にかとまの読書メモリスト     ▼にかとま日記全件リスト

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