きょういく ユースフル! ~ 僕は触媒になりたい ~

2024/01/06(土)09:27

「Moises」楽曲のボーカルだけでなくドラムなどの楽器音も分離して個別に再生!

音楽♪(275)

「教育音楽」9月号を今更ながら買って読んでいました。 ​ 「教育音楽 小学版」 2023年 9月号 [雑誌]​ この中に、「授業で使えるおすすめWebアプリ2023」という特集がありました。 たくさんのアプリが紹介されていたのですが、その中でも、「これは、めちゃめちゃスゲー!!!」と思えるWebアプリがあったので紹介します。 (今回のアプリの紹介ページは同書p39) Apple Musicが​Apple Sing​という機能を発表した時以来の衝撃です。 「Apple Sing」については、以前、このブログでも、書きました。 #▼iPhoneがカラオケになった日。やっぱりAppleはスゴかった! 「原曲再生」時にボーカルだけ消せるオドロキの機能です。 プロが歌っている伴奏がそのままカラオケになるのです。 これはまさに、カラオケ業界の革命でした。 #アルバイト時代、カラオケ業界でちょっとだけ働いていたよ。 Apple Singはボーカルと伴奏を分離し、それぞれを独立させてボリューム調整することができます。 ボーカルを完全に消さずに、半分の音量にして、ガイドメロディのようにすることもできるわけです。 単純なボーカルカット機能とは違い、ぜいたくな機能です。 こういった機能を、ボーカル、ドラムス、ベース、その他という4パートでやってしまえるのが、今回紹介する「Moises」です。 「どんだけ~!!」って、感じです。 言葉だけじゃわからないので、とりあえず、画面写真を載せておきます。 パソコンの中にあった適当な音楽ファイルを取り込ませた画面です。 曲によっては、各パートをうまく分離して認識できない場合も、当然あります。 #無料なので、文句は言えません。 ただ、使ってみた感じ、認識精度はかなり高いと感じました。 有料課金もできるのですが、無料でも十分使えるクオリティです。 音楽系Webアプリは、ほんとうに、いろいろと充実していますね。 音楽が好きな方は、このアプリ、一度試してみるといいのではないでしょうか。 こういうアプリを使うことで、自分が演奏する楽器のボリュームだけを落として、自分がそのバンドに参加したみたいにして一緒に演奏することが可能になります。 いわゆるマイナスワン演奏です。 夢のようです!! 僕は楽器は弾けないのですが、弾ける方は、ぜひ、どうぞ。 ▼Moises - The Musician's App | Remove vocals and instruments from any song https://studio.moises.ai/library/ ↓僕はパソコン上で使ってみたのですが、スマホでも使えます。  以下の動画で、専門学校の先生が実演付きで紹介してくださっています。  ブログだと音が聴けないので、ぜひこちらの動画もチェックしてみてください。 ​ 【iOS&Android両対応!】マイナスワン音源を簡単に作成できる神スマホアプリ「Moises」を紹介! (Moyashi先生のリズム攻略室、2022/02/04) 上の動画では、YouTubeのリンクを貼り付けることでその楽曲を使用するやり方も紹介されていますが、現在はその機能は使えなくなっているようです。その点だけ、ご注意ください。 ​ このアプリ、トラック分離以外にも、いろいろと補助的な機能が豊富にあります。 僕のオリジナル曲「ねこだいすき」を読み込ませてみたら、「セクション解析」というやつで、いわゆる「Aメロ」「Bメロ」の各セクションが正しく認識され、驚きました。 これにより、各セクションごとの再生が可能になり、練習の時に重宝しそうです。 歌詞抽出機能もあるのですが、そちらは日本語の精度はやはりいまいちでした。 歌詞に関する機能は、英語の曲だと、案外いけるかもしれません。 コード解析もあるし、まさに「なんでもアリ」のアプリです。 久しぶりに興奮しました。 ​ ▼iPhoneがカラオケになった日。やっぱりAppleはスゴかった!  (2023/01/19の日記) ▼自作曲「長良川温泉」をSpitfire Audioの無料音源で鳴らしてみた♪  (2023/04/29の日記) ▼♪リアルな音で音楽制作体験!音楽教科書会社のWebアプリ「カトカトーン」  (2023/06/26の日記)

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