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カテゴリ:ガラス
私の吹いたプロダクションが、
テニス選手、レイトン・ヒューイットと、 女優のベック・カートライトの結婚プレゼントになった、と、 ショップのエマに聞かされた。 ふたりとも、私は誰だか知らない。。 「レイトン・ヒューイット知らないの?! オーストラリアのすごく有名なテニスプレーヤーよっ! シドニーのオペラハウスで結婚式があったのよ。 彼らのうちにんねねのボウルが飾られるんだわ~!」 とエマはうれしそうに教えてくれた。 その人たちはよくわからないけど、 私の作ったものが人様の晴れ舞台のプレゼントになるのは、 何度きいてもうれしい~。 もうひとつ、5月にパブでやった ドリンキング・ツール・ショーのために作った作品が一点売れた。 ただのビールグラスといえばビールグラスなんだけど、 プロダクションではなく「作品」なので、 一点でもわりといい値段がつく。 (まあ、それだけ手間や時間もかかってるけど・・・。) これで来月の家賃の足しになるわ~♪ この作品を買ってくれた人から、プロダクションの注文ももらった。 アデレードにある高級?(行ったことないからうわさだけ)日本食レストランのオーナーの奥様の還暦のお誕生日プレゼントにしたいのだという。 おおおお。日本人! あったこともない方だけど、なんだか身近に感じられてうれしいなー。 がんばって作りました。 今朝、加工が終わって、あとは取りに来てもらうのを待つだけ。 私は自分の作ったものにあまり愛着がない。 たとえそれが展覧会用作品だったり、 どんなに凝ったものだったり気に入ったりしてるものだったとしても、 自分が自分の作ったものを持っているより、 人に持っていてもらって楽しんでもらうほうがうれしい。 いっぱい作って、世界中にいっぱいばらまけたら(?)いいなー。 今日の午後のミーティングで、 今年10月にやる展覧会に出す作品アイデアスケッチの発表があった。 2年に一度開催されるこの展覧会。 全ての作品はカタログに載る。 私にとってはここでの最後の年に重なる、ということで、 なんだか卒業制作?みたいな重みがある。 去る前にばしっと決めていくぜ!みたいな?(笑) 楽しいのは他の人のアイデアだ。 自分には思いつかないような発想を見るのは楽しいし、 紙に書いて口で説明するプレゼンではなんだかよくわかんなくても、 実物が出来ていく過程を見るのはおもしろい。 でもやっぱり、自分の作るものが自分ではいちばん好き(笑)。 がんばって働いても、ガラス吹く時間には限りのあるこの生活。 作品作りを始めたら、その間はお金にならない。 今のうちに(お金になる)プロダクション作りにいそしみます。 まだプレゼンの段階なのに、アイデアを発表しただけで、 俄然たのしくなってきた。 私はやるわよ。ふっふっふ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005年08月10日 23時36分55秒
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