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雪のシズクさんの怖い話を読んで、
自分が過去に体験した不思議な話を思い出した。 どれから書こう。。 小学校5年生のとき 「なんでもいいから個々に創造的なことをやる時間」 というのが、週に一時間あった。 男の子は鉄道のことをしらべて模造紙に書き出したり、 女の子だと手芸をやる人が多かったかな。 私はその日、フェルトの人形型のマスコットを作ろうとしていた。 フェルトに下書きもせず、最初からいきなりフリーハンドではさみを入れたので、 左右対称の人間のかたちとはほど遠く、 どんどんおかしな形の人型になっていって、 しまいには小さくなりすぎて、もうそれを続けるのをあきらめた。 人型もこまかい切りくずも、みんなまとめて教室のゴミ箱へポイ。 その日学校から帰り、ランドセルを自分の部屋に放り出して、 いつものように遊びに行った。 そして家に帰って自分の部屋に帰ると・・・ フェルトの人形が部屋の真ん中にあった。 一緒に学校のゴミ箱に捨てたはずの細かい切りくずも、 みんな一緒に部屋の真ん中にちいさくまとまって散らばっていた。 何がなんだか全然わからなかった。 誰かがいたずらして私のランドセルに入れたとか?? それが飛び出したとか?? でも、ランドセル、閉まってるし。 それにこんな細かい切りくずを、誰かがご丁寧にゴミ箱から集めたなんて、 とても考えられないし。 ぐるぐる考えてて怖くなってきた。 意を決してそれらをかき集め、また部屋のゴミ箱に捨てた。 これがまた戻ってきたらどうしよう~。。 結局、それきりゴミはゴミ箱に落ち着いてくれたけど、 一体あれはなんだったのかなあ、といまだに思う体験のひとつよ、これは。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005年08月24日 00時15分38秒
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