2006/01/03(火)07:59
渡独について思うこと
あ~、なんだかあっという間にもう2006年なのね~。
今年の大きな予定は、オーストラリア撤退、ドイツへ移動、だ。
今年からドイツに、というのは2年前から予定しているけれど、
残念ながら(?)、結婚しに、というわけではない(笑)。
自分で保持できるビザで滞在して、最低一年は語学学校に通うつもりでいる。
(いずれ)働けるようなガラス工房を探してもいるけど、
工房のまったくない場所柄、こっちはかなりの苦戦。。
昔から私は、
「結婚は経済的にも精神的にも自立したオトナのするもの」
という意識があった。
ろくに言葉もわからない、住んだことのないドイツ、
相手に依存した生活になるのは必須だ。
そう思うと、
初めから滞在権も生活の責任も相手に負ってもらう状況で行くよりは、
当面自分で自分の面倒は見れるくらいの資金は準備しておいて、
自分の責任で行って、「自分の世界」をまず作りたいのだ。
いずれ結婚はするつもりだし、
ビザの心配が出る前に結婚・・・ということもありうるけれど、
初めからそれをアテにしたくない。
「はやく言葉を覚えて何らかのビザに書き換えられるようにならないと、
この国にはいられないよ!」
と自分のおしりをたたくもの目的のひとつ?
(ドイツではドイツ語学習のために取れる学生ビザは、
基本的には一生の間に一年間だけと決まっている、らしい。)
彼を信用してないって意味じゃなく、
外国でも、自分の足で立ってる、って思えるように、
せめてもの(くだらない)プライドだ。
結婚する、と決めてるなら、この先もずっと一緒にいるんだから、
別に結婚に急ぐことはない~。
きっと私がもっと若くてもっとお金がなかったらこうは思わなかったかも。
「お金の心配もビザの心配もしないでいい。」
という彼に全面的に甘えたかも(笑)。
なまじっか蓄えがあるので(そしてアネさんなので?)
「けっ。甘く見ないでよ。
自分で行くと決めたんだから、対等よ!!」
と強がってるだけかもしれない。。
あと言葉に問題がなかったらこうまで思わなかったろうな。
これが一番大きいのだけれど。
留学生など、外国ですぐに彼氏ができてしまうと、
生活が彼氏一辺倒になってしまい、
結果、気づくと現地に親しい友達は出来なかった、
相手に頼ってしまい、自分で物事を処理できない生活を送ってしまっていた、
ということが多い、
と、何かで読んだことがある。
私が怖いのはまさにこれだ~!
(上記とは状況は違えど)
言葉が不自由な状況で、その場所にいる目的が「彼」だけになると、
何かあったとき、きっとものすごい孤独感を味わうことになるだろうと思う。
だからこそ、「外との関わり」「自分の世界」がまず欲しいのだ。
出来ることなら、仕事だっていずれは欲しい。
オーストラリアにいて、英語も問題大ありで、
それでもたくさんの友達が出来たこと、
自分の得意分野で認めてもらえてご飯が食べれること、に、
精神的にすごく救われた。
無力な私だけど自分の世界がここにある、
ここで生きていけるんだ、と感じることが出来た。
ドイツじゃそうは行かないぞ。
もっと言葉がわかんない。
大きな赤ちゃん同然だよ。。
いかんとは思いつつも、立ってる者は親でも使うこの性格、
頼る人がいたら頼り切ってしまいそうよ~。。
そして彼に頼れば頼るほど、自分のドイツでの人生は
ますます狭まってくることも予想できる。
だから余計に、自分に厳しくありたい、
依存しないでも生きていけるっていう自信が欲しい・・・
自分自身の喜びがこの国にある、って思えるようになりたい、
はやく赤ちゃん卒業できるようになりたいもんだ、
って思ってしまうのだ。。
(ごちゃごちゃ考えてないで、それならもっとドイツ語勉強しろ。ってね。)
一方で彼のほうは、
「友達も家族もいない、言葉もよくわからない外国に来るのは、
ものすごく大変なことだと思う。
言葉を覚えて、場所に慣れて、友達を作って、仕事を見つけて、っていうのに
どれだけかかるかはんねね次第だ。
それに関しては、僕にはどうしてやることも出来ない。
僕に出来ることは、んねねをサポートしてあげることくらいしかないから。」
と、全面的サポートを申し出る。
つっぱねながらもその気持ちがうれしかったりもする・・・。
さ~、どうなることかな~。
今年もこつこつ地道に自分の土台を作っていきます。
今年も一年、充実した幸せな年を作るぞっと♪
これ抱負??