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きょう聖(ねこミミ)

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2007年04月18日
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カテゴリ:創価学会ニュース
2007年4月21日 21:08:36

 「近代の戦争は、それがつづいている間は多くの人を不幸にし、済んでしまっても誰一人をも幸福にはしない」(ゲーテ)

 現代の戦争に勝利者はいない。
 世界最強の「アメリカ軍」さえ、イラクであんなことになるとは、正直、思いもよらなかった(思想・言論における戦いが少なすぎるぐらいには思った)。

 いざという時の「戦争の準備(=自衛の訓練)」は必要なのかもしれないが、その何十倍、何百倍も必要なのは「平和の準備(=友好の推進)」だ。

 納得いかないのは、その何より必要な「平和の準備(=友好の推進)」を行ってきた池田先生を、軽薄に批判しながら、「戦争が云々」と訳知り顔で語るヤツがいることだ。
 ゴルバチョフ大統領(当時)との会談を「カネで買った」なんていう週刊誌等があった(いくら出せば買えるw)。中国に行っただけでも批判された(どんだけ自由がないかw)。

 納得できない。俺には、そういうヤツらこそ理解できない。「軽薄」にもほどがある。

 「平和の準備」の必要さも理解できないヤツに、「戦争が…」なんて語る資格はないとさえ思う。

聖教新聞2007年4月16日付

小説新・人間革命

宝塔36

 沖縄、広島、長崎と進められた青年部の反戦出版は、一九七九年(昭和五十四年)には一都一道二府二十四県に広がり、五十六巻を数えた。

 さらに、八一年(同五十六年)からは、「戦争を知らない世代へII」として、再び出版を開始。

 八五年(同六〇年)までには、新たに二十四巻が発刊され、全四十七都道府県を網羅するに至った。

 この十二年間にわたる青年の地道な取り組みによって、全八十巻、三千二百人を超える人びとの平和への叫びをつづった“反戦万葉集”が完結したのである。

 各県の青年部は、郷土と戦争の関係を考えながら、「空襲体験」「出征兵士の体験」「戦時下の生活」「外地からの引き揚げ体験」など、テーマを絞り込んでいった。

 出征した兵士たちの証言からは、戦地での壮絶な行軍や悲惨な食糧事情、また、上官の横暴、戦友の凄惨な死などが語られていった。

 そのなかで加害者としての側面も浮かび上がっていった。

 宮城県や和歌山県、岡山県などの青年たちは、加害者としての視点から反戦出版を進めた。

 和歌山県の青年部は『中国大陸の日本兵』を上梓した。日本兵は中国で何をしたかを記した証言集である。

 “日中友好を考えるならば、たとえ目を背けたい歴史であっても、真摯に凝視しなければならない”と、青年たちは考えたのである。

 証言は、永久に自らの胸の内に秘めておこうと決めてきた、兵士の“忌まわしい過去”である。

 取材に応じてくれた一人の元兵士は、取材を契機に、やめていた酒を飲み始め、夜ごと、苦悶の叫びをあげるようになった。彼の妻は、そのたびに馬乗りになって、彼を押さえつけなければならなかった。

 その後、落ち着きを取り戻し、再取材できたが、青年たちは加害者のもつ、心の傷の深さをあらためて知った。加害者もまた、軍国主義の被害者であることを痛感したのである。

 ゲーテは、近代の戦争というものの本質をこう指摘している。

 「近代の戦争は、それがつづいている間は多くの人を不幸にし、済んでしまっても誰一人をも幸福にはしない」(注)

引用文献

 注 ゲーテ著『イタリア紀行』相良守峯訳、岩波書店



聖教新聞2007年4月17日付

小説新・人間革命

宝塔37

 熊本県の青年部も、加害者の側からの視点で反戦出版を行っている。

 当初、メンバーは、熊本の第六師団は最強であったと聞かされてきたことに着目し、軍人であった人たちに、「なぜ第六師団は強かったか」との質問をぶつけてみた。

 多くの人が快く取材に応じてくれ、戦争の武勇伝を語る人も多かった。

 しかし、再度、取材に行き、戦闘で勝利したあとの捕虜の扱いなどを問い始めると、次々と取材を拒否された。

 なかには、加害者としての体験を語ってくれた人もいたが、テープを起こして、確認してもらうために原稿を持っていくと、こう言うのだ。

 「本にはしたくない。辞退させていただく」

 また、虐殺の証言をしてくれた壮年がいた。事実関係のあいまいなところは、戦友に確認してくれることになった。

 だが、翌日になると、「あれは俺の勘違いだった」の一点張りで、虐殺自体を否定するのだ。

 戦友から証言することに反対されたようだ。

 結局、五十人ほどに取材して、証言集に掲載することができたのは、十七人であり、そのうち九人は仮名での掲載が条件となった。

 被害と加害の両面が明らかにされてこそ、戦争の全貌が浮かび上がる。それでこそ、真実の反戦出版となるのだ。

 残忍な行為に加担した人も、会って話を聞いてみれば、皆、好々爺であった。「出征前は、鶏一羽殺すこともできなかった」という人もいた。

 “なぜ、そんな人が無感覚に人を殺せるようになってしまったのか”

 編集メンバーは、取材を続け、討議を重ねていくなかで、そこに、戦争というものの魔性の仕組みがあることに気づく。

 「自分が死にたくないという本能を、逆に利用して人を殺させるのだ。

 ひとたび戦場に押し出されたら、もはや、その流れに逆らうことはできないものだ」


 そして、「戦争になってからでは遅い。その前に、戦争なんかさせないために、諸外国との友好の推進など、政治を、平和の方向に動かすことだ」というのが、青年たちの結論であった。

 「青年は心して政治を監視せよ」とは、戸田城聖の叫びである。メンバーは、その言葉の重さをかみしめるのであった。








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最終更新日  2007年04月21日 21時12分50秒
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