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テーマ:好きな作家さん(36)
カテゴリ:読書
かなり尖った小説ではないでしょうか。
全8編の連作短編集で、フォント、段組み、フィーマット、紙の質まで微妙に違う。 極めつけはひも状のしおりが計四つも付いている。 原価は相当高そう…… なんて読者がそこまで考えなくても良いでしょうってことで。 そんな本の作りだけ取っても『ギャグ小説』が成り立つのではと思いますが、 こち亀やバカボンとのコラボ作品あり、有名作家の名前をちょいと変形させたり、 知っている人には思わず笑いがこみあげてきます。 特にこち亀はキャラを熟知しているだけに、小説ではどうなるか期待して読んでました。 小説の真髄であったり、リアリティーがないから漫画的という表現はおかしいなんて議論も展開してくるので、ギャグの中にも勉強になるくだりもあります。 南極(人) ギャグ路線も、今後続けてほしいですね。 京極さんの作品だと、けっこう現代物も読んでみたい。 ホームページを見ると、かなり多忙な感じなのが心配だったり。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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