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絹糸の織りなす芸術「足柄刺繍」 初の作品集出版 刺繍(ししゅう)作家 ・ 上田菊明さん (77)=小田原市=が、 初の作品集 「絹の舞」 を出版した。 着物などに施される縫箔(ぬいはく)の技術を芸術に昇華させ、自身の作風を「足柄刺繍」と名付けたのは30年ほど前。 喜寿の節目、60年のキャリアが生んだ代表作40点を一冊の本に収めた。 髪の毛より細い絹糸をよって束にし、下絵が描かれた生地に縫いつけていく。 緻密(ちみつ)な工程は、50号の作品で1年を要するほどだ。 濃淡をつけて染色された糸はやがて、絵柄に立体感を与え、生き生きと浮かび上がらせる。 8歳で縫い針を持った。 縫箔を家業とした両親を手伝い始めたのは16歳。50歳のころ「足柄刺繍」と命名し、これまで250点にも及ぶ作品を制作する。 作品集には、太陽のように咲くヒマワリを表現した「陽炎」や、四季折々の花をちりばめた「巡る季節」などの代表作を収録。 刺繍の美しさに魅せられた写真家・林久雄さん(53)=大磯町=が撮影した。 上田さんは「わたしが生まれた証しを作品集として残したかった」と話す。 A4判48ページで、2千部限定。大磯町東小磯の林久雄写真事務所で、2100円で販売している。 問い合わせは、同事務所電話0463(60)1678。 2009年12月17日 神奈川新聞さん お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年12月18日 11時10分28秒
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