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テーマ:ガン・白血病とともに(96)
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今日、CVの差し替えをしました。CVは、IVHとも言われすますが、一般的には鎖骨のしたあたりにある静脈に細いパイプを差込、中心静脈まで導入し、心臓の一歩手前に確実に点滴を入れるルートを確保することです。肩からだけではなく、首や足からも挿入したりします。
白血病だけでなく、他の病気の入院のときも広く行われます。私などは、今まで入院したら即CVをとって、24時間点滴、それが退院までずっと続きます。輸血、化学療法、栄養補給と、まさに生命線です。薬の中には手での点滴だと欠陥が耐えたれない炎症を起こすものがあり、CVは必須です。 必須ではあるが、その不快さから、マルク(骨髄穿刺)、ルンバール(髄液注射)と並んでいやなものにあげられます。 入院以降挿入したのは、まず入院直後でしたが、移植の直後の発熱のとき、感染源の恐れがある、ということで、一回差し替えをしました。それから約4ヶ月、感染もなく、無事に働いてくれてました。しかし、もうかなり長いので、交換したほうが良い、ということになったわけです。 「差し替え」というのは、前のチューブにガイドワイヤーをいれ、古いチューブを抜き、ワイヤーで新しいチューブを差し込む、という作業だからです。 普通は右肩から挿入しますが、私は第一回目の化学療法の時、炎症を起こし、その後うまく入らなくなりました。肩は左側しか使えません。だから左右を入れ替えての挿入ではなく、左肩での差し替えになったわけです。(左肩もダメとなると、首とかからになってしまう。。。チョット勘弁)) 新たに挿入する場合は、針を肩に刺してまず静脈を探ります。麻酔をしますから、さしたる苦痛ではありませんが、同じ体、同じドクターでも、その日の状態によっては、すぐに静脈に当たる場合もあれば、数人のドクターが交代して、一時間もあちこち刺しに刺して、結局今日は中止、ということもあります。体と言うものは不思議なものです。 差し替えでは、この針での静脈さがしもなく、楽に終了しました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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