がらくた別館 映画・漫画いろいろ日記

2010/09/06(月)00:10

ヤギと男と男と壁と

映画の感想(379)

あらすじを見た感じ、バカっぽくてクダラナイ映画のようだったので、鑑賞。 思ったとおりの映画でした。 2003年。地方紙の記者ボブ・ウイルトンは妻が編集長と浮気をしたことを知り、傷心を抱えて戦争が始まったばかりのイラクへの取材を志願する。クゥエートで入国待ちをしていたボブはホテルのレストランで1人男と出会う。の男の名前、リン・キャシディにボブは聞き覚えがあった。以前に自称超能力者を取材したときに聞いた、軍の超能力者。 ボブはイラクに入国するボブの車に同乗することになる。 ボブに「つながり」を感じたリンは、車の中で米軍の超能力部隊「新地球軍」と「ジェダイ計画」について語り始める。 その内容は驚くべきものであった。 そして、さまざまな困難に遭遇する2人の行き着く先は? ユアン・マクレガー演じるボブにジョージ・クルーニー演じるリンが「フォース」「ジェダイ」という単語を使って超能力部隊の話をするシーンで、後ろの席に座っていた連中が大ウケしていました。 こいつら、間違いなく『スター・ウオーズ』ファンだな。 ジェダイ・マスターに「フォース」の説明をする絵は、確かにウケます。 ついに明かされる、米軍の超能力部隊「新地球軍」の実態・・・当初の目的は戦うことなく、「キラキラ眼力」で世界中の紛争をなくすこと。なんとも平和的な軍隊です。 その中身は、ほとんどヒッピーの新興宗教。 でも、その力を武器に利用しようとする連中が台頭し、ヤギの心臓を止める実験をして・・・まぁ、かなりバカバカしい話ではあります。 原作はノンフィクションらしいですが。超能力部隊の話をしつつ、ボブとリンの2人旅。 テロリストに捕まり、銃撃戦に巻き込まれ、車で地雷を踏んだり・・・ こちらもゆるゆるなコメディタッチのロードムービー。 全体的にゆるゆるで気の抜けた、脱力系のなんともいえない雰囲気が漂います。 自分の感性に合ったのか、後ろの席の連中が大ウケしているのに引きずられたか、けっこう楽しく観れました。 まぁ、観る人を選ぶ映画だと思います。

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