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テーマ:福祉医療関係(1061)
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世界の蘇生研究のスタンダードは、事実上ILCOR(International Liaison Committee On Resucitationの頭文字。イルコアと発音することが多い)から発信される。
日本語では「国際蘇生連絡協議会」とも言う。 ここに属しているのは以下の7つの団体である。 アメリカ心臓協会、カナダ心肺蘇生財団、中南米心臓財団、ヨーロッパ蘇生協会、オセアニア蘇生協議会、南アフリカ蘇生協議会、アジア蘇生協議会 我が日本は「日本蘇生協議会」として昨年からアジア蘇生協議会に属しており(それ以前は公式オブザーバーという立場だった)、ILCORの最新情報が常に入ってくるようになっている。 「属しており」という表現は随分と控えめな表現であり、実際の所日本が音頭を取ってアジア蘇生協議会を立ち上げたと言っていい。 日本蘇生協議会のホームページはこちら ILCORが発信する文書はインターネットで公開されるので、その気があれば誰でもアクセスすることが出来る。 この当たりのことは、日本で救命法の指導員を名乗っている人でも知らない人が多い。 あるいは、「知っていると思いこんでいる」人がとても多い。自分の属している団体の内部資料だけでなく、是非とも情報のソースに直接当たってみて欲しいものである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年01月25日 02時00分05秒
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