カテゴリ:映画・舞台 等
すぐに観にいこうと思いつつ、中々行けなかったんだけど 結果としては、観てよかったと思う。
ぶっちゃけ、うちはこの人のファンでも何でもなくて。 嫌いじゃないから、まあ好きかな、な感じで。だから、 ゴシップで流れてた噂と数曲わかる、程度。
そんなうちが受けた印象は、無邪気。ピュア。 シタイコトはしたい。欲しいものは欲しい。 でもそれは、大人の言う所の「欲望」ではない気がした。 カエルみたいな顔も白い肌も、音楽もエンターテイメントも、 少年がボールを欲しがるように、女性が美を求めるように、 彼にとって、とても自然な心の動きだったんだと思う。
いつだったか、少年に・・・って裁判かなんかになった事件?も あってもおかしくない人だなぁって。 でもそれは、自分の欲ではなく愛情を示す方法だったんじゃないかな。 大人なのに、大人のやり方を取ってしまったのが悪かったね。 もちろんこれは憶測でしかないけどさ。
それから、彼はとても繊細で丁寧だった。 うつ病とかなんとか、彼を苦しめていたのは多分、 自分に対する社会、ではなかったんじゃないかと思う。 もちろんそれもあっただろうけど、そういう小さい事じゃなくて そこから繋がっていく人間の渦や、地球に対する人間の仕打ち。 そういうのに傷ついていたように思えた。
もう一つ、表現力というか指示力?が、とても的確な人だったな。 わがままとも取れる部分もあったけど、アーティストなら そこは自信をもって貫いておかしくないと思うし、 音なんて、元々言葉で表現出来ないから音楽になるわけで。 それを、こういう音なんだ!テンポはそうじゃないんだ! っていうのを、伝えるのが上手い人。
と、まあ、あんまり知らないうちでさえ こんな風に思っちゃう映画なワケ。 これは、作り方ってだけじゃないと思う。
なんにせよ、その存在感と影響力は とんでもなくでかい人だと、改めて思った。
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最終更新日
2009年11月17日 11時58分58秒
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