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2020.11.09
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カテゴリ:ヘアメイク
ヘアメイクスクール
「La belle vie hair & make-up School」
https://www.labelleviehairmakeupschool.com/

----------------------------------------------------------------

「ヘアメイクさんになるには
どうしたらいいですか?」

ヘアメイクの仕事をしたい人から
こんな質問をたまにいただきます
僕も昔
ヘアメイクになりたい!
と、想いは凄くあるのに
何をしていいか情報もなく
この疑問ばかり毎日抱いていました

補足として
僕は大学を卒業し
サラリーマンに一度なってから
ヘアメイクの道に踏み込んだ
ちょっと、、、
いや かなり遠回りした人間なんです
でも元々やりたかった事でしたから
脱サラをして
美容業界でも転職を何回かして
今ここ ←
的な感じで頑張っています
(実際はこんな軽く言える流れではないのですが 笑)


まず
一般的な答えとしては
「自分の名刺代わりになる作品撮りをして
どんどん色んな所に売り込むんだよ」

うん
僕もよく言われていました
そして今考えても勿論
間違ってはいない答えです

でも
そこから発生する疑問

え、、、

何処に?
誰に?
どんな作品を?
どんなタイミングでみせるの?
しかもまだそんな技術ないし
表現したい事なんて定まってないんですけど
そんなことより「ヘアメイクになる方法」を
聞きたいんですけど

と言われるかもしれません
僕も思っていました(笑)

そう、行きたい道はあるのに
何をどうしたらいいのかわからないんですよね
(今はインターネットが普及していますから
そこそこは出てくるかもしれませんが)
それに加えて親からは
ヘアメイクでどうやって食べてくの?
どんな仕事だか知ってるの?
人見知りなあんたに出来るわけがないでしょ
とか言われてモヤモヤが加速しましたねー(笑)

ヘアメイクの仕事って
種類が沢山沢山あって
本当に漠然としていると思います

沢山沢山あって
ヘアとメイクを施せば
あ、どちらかの場合もありますが
どれもがヘアメイクのお仕事です
(もちろんヘアメイクより先の気配りとかも必要なお仕事ですがそれは一先ず先の話にしまして)

毎日一般のお客様に技術を提供している人
キャバクラのお姉さん達の頭を
仕上げにいったりする人
モデルさんや役者さんと仕事をする人
ミュージシャンの専属の人
雑誌やCMや映画で世界観を創る人
テレビに出てメイクの技術を披露する人
本当に色々なヘアメイクがいます

そうですね
共通している事と言えば
ヘアセットやメイクをして
「その人にとってより良い状態に仕上げる」
という事でしょうか

クライアント(ご依頼者)が
お客様が
役者さんが
モデルさんが
バンドマンが
監督が
自分の技術を施した人が
関わった人が
喜べる姿にする
その人の仕事のプラスの力になる姿にする
その人が仕事をするのに
テンションの上がる状態をつくる
美容室に来て下さるお客様には
毎日のお手入れをし易く出来る様に
手助けをさせていただく
気分を上げる
コンプレックスを和らげる
等々
それが仕事として成立した場合
お金がもらえると言う
そんな 技術を提供する仕事だと思います

モデルさん役者さんスタッフさんが
寒かったらホッカイロを渡す
喉が乾いていないか気にしておく
落ち込んでるですよねーと
打ち明けて下さったらお話を聞く
日傘をさしてあげる
暑かったら扇子であおぐ
なぜかバンドエイド持っている
なぜか裁縫道具もっている
なぜか血糊すぐ出せる
トイレの場所を把握してる
こんなのあるかな?と監督に言われたら
その場で作ってみて提案する

これは技術の先にある話ですが
これもヘアメイクならではな
仕事なのかもしれません(何でも屋さん)

このような話も
インターネットが
普及した今となっては
よく聞く話なのかもしれないですね

あー 素敵な話だと思いますし
自分がヘアメイクになれたら
そりゃあ そうしたいと思ってますよ
でもそれって仕事に入れたらの話じゃないですか
自分達が聞きたいのはそこじゃなくて
まずきっかけは
どうしたらいいんですかって事なんですよ

ってなると思うんです(笑)
なりましたか?
自分もなってました^^;

そこにたどり着くんですよね
そこがわからないんですよね
そう思います

では一つ参考として
自分の話をしてみますね

一応 今 僕は15年前に、
いや、学生時代を入れたらもっと前から
思っていた ヘアメイクという仕事が
出来ていると思います

作品としてはこんな感じです

https://www.labelleviehairmakeupschool.com/p/4/

皆さんの疑問に対する
エピソードの一つとして
僕がヘアメイクの仕事を目指して
色々出来る様になった「きっかけ」
の お話をしてみますね

親に大学まで卒業させてもらって
せっかくなったサラリーマンを
1年で勝手に辞め 当然の如く
親がまともに口もきいてくれなくなっている間
美容師ではなくヘアメイクになりたかった僕は
ヘアメイクの専門学校に行く事を決めます
TONY TANAKA BEAUTY SCHOOLに入学しました
サラリーマン時代に貯めたお金を
全てつぎ込みました
親はどうせやるなら免許がとれる
美容師の学校に行きなさいと言っていました
いや、違うんだ
オレはヘアメイクになりたいんだ
って本当に言う事をきかないやつでした、、、

僕が何故ヘアメイクを目指したか
これはまたの機会に話しましょうか、、、
と思いましたがまぁまぁ必要な話になるので
何年か分の話を何行かにしてみます

小さい頃からとても人見知りだった僕ですが
中学生の時にXJAPANのファンになり
自分もミュージシャンになりたい
と考え始め 音楽活動をしていました
しかしステージに立つ際の緊張は凄くありました
XJAPANのメンバーは
奇抜なメイクをしていました
勿論憧れていましたから
自分も真似をしてメイクをして
髪を立てて衣装を着て変身して
ステージに出たりする様になっていました
その姿はもはや僕ではありませんでした
ヘアメイクをすればステージで戦える
コンプレックスの塊の自分には
戦う為の武器でした
この経験から メイクは人の心を
少しでも前向きに出来るんだ
と感じたのがきっかけです
これも「きっかけ」の話ですね

話を戻しますと
そのヘアメイクの学校で学んだ後に
(あ、なぜその学校
TONY TANAKA BEAUTY SCHOOLを
選んだかと言うと
TONY社長とHIDE(XJAPAN)の
対談のテレビ番組を
中学生の時に観た事があったからでした 笑)
その学校を運営している会社
トニーズコレクションで
お世話になる事になるのですが
会社での仕事内容は
メイクメニューの施術と
メイク用品の販売でした
結婚式の二次会用にメイクしたり
眉のお手入れを専門的にしたり
と言う技術でお金をいただく仕事
プラス
そこのブランドの化粧品を販売する
いわゆる美容部員さんもやる店でした
その店での経験は勿論後々活きてくるのですが
美容部員さんの仕事は当時自分の想像していた
ヘアメイクと言う仕事とは少し違いました
でもその店での経験は後々とても活きてきます
大事な事だからもう1回言いました(笑)

無駄な事なんて何もないんです
何事もその後に活かせば
無駄じゃなくなります
無駄ととるか経験ととるかで
大きく変わってくるところです

そこの店は
新宿の駅ビルの中に入っていたんですが
駅ビルには色んなお店が入っていて
そこで僕は「きっかけ」に出会います
上の階の洋服屋さんで働いてる
気のいい兄ちゃんとの出会いです(笑)
メタルバンドが好きと言う共通点から
話しかけてくれて友達になり
仕事帰りに毎晩歌舞伎町で飲み歩いて
遊んでいました
そんな彼は役者をやっていて
「自分の劇団を作ろうと思う」
と言う話をしてくれました
勿論 劇団を立ち上げる事は
そう簡単な事ではありません
「じゃあオレはいつかそこのヘアメイクをやるよ」
と言いました
あー そう言う展開ですね はいはい
と思う様な台詞をしっかりと彼に伝えました(笑)

その美容部員をやっていたお店にいながら
「自分のなりたいヘアメイクになるには」
を考えていた僕は
やっぱり美容師免許をとろうと言う決断をします
ヘアメイク事務所に所属するとしても
テレビ局のかつらやさんにしても
ヘアメイクらしい求人を見ると
募集要項に

・要 美容師免許
・美容師歴3年以上

と言うところばかりでした

修行がとても厳しい美容師の世界を
僕は知っていましたから
実は避けていた所もありましたが
自分の目指すヘアメイクになるには
それが必要だと判断して
いつも何からも逃げ腰だった自分が
初めて 「腹をくくる」と言う事をしました
そして通信教育で免許をとる勉強をしながら
美容室に所属しました

その後 美容師の修行をしている間
その友達は劇団を始めていました
最初の何公演かは観に行っていました
お客さんとして
でもあの約束は忘れていません
そして美容室での修行の日々を
過ごしている時に 彼から
「今度ショートムービーを
撮影するからヘアメイクどう?」
と声をかけてもらいました
早朝から山奥での撮影
その日は美容室の仕事もありましたが
美容室の仕事に間に合う時間まで
早朝からヘアメイクの仕事をさせてもらいました
そこでムービーの監督にも出会ったりもしました
その後に彼の劇団
劇団歴史新大陸の公演の
メインヘアメイクにしてもらいました
公演と美容室の営業が被ったりしましたから
夏休みは全部そっちにまわしました
美容室で修行中でしたが
今までのメイク技術が活きて
アシスタント時代もメイクで売り上げを
作る事が出来ていました
長く辛い美容室の修行の前に
先にメイク技術を身につけておいて
僕は良かったと思っています

美容室で働きながら
撮影の仕事もさせていただいていたら
役者さんやスタッフさんの友達も
沢山出来始めました

そうこうしていましたら
勤めていた美容室が
閉店すると言う話になりました

先輩達はこの機会に独立すると言っていました
ん!?この展開は、、、
ヘアメイクとして生きるチャンスか!?
と まずはヘアメイク事務所に面接に行きました
その間に色々作品を創ってあったので
写真や仮面(特殊メイク的な)
等を持って面接に行きました
そこでいただいた答えは
「ウチに所属してもキミの能力は活かせないと思うよ」
と、追い返されました、、、

この返答には凹むと言うより 開き直りました
はぁ?見とけよ!
オレを雇わなかった事を後悔させてやる!
と言った感じに(笑)

自分のやりたい仕事をくれない様な事務所に
使われる人間になっても仕方ない
逆にその事務所にお願いされる位の
ヘアメイクにならないとダメだ
まぁお願いされても断るけどねー
そんな勢いで(笑)
(※勿論良い事務所さんは沢山ありますので、そんな事務所ばかりではない事は強く言っておきますね)

自分の事を必要としてくれる人の仕事を
受けられる様にするには、、、

考えた結果
スケジュールも誰にも文句を言われないで
調整出来る状況を作る為には
自分で店をやるしかない!
と決断に至ったわけです←怖いもの知らず(笑)

そこから資金集めや
物件探しや
HPを自分で作ったり
名刺を作ったり
内装考えて床とか自分ではりながら
チラシを作ったり
チラシを配ったり
バタバタな日々
オープン当初はお客様が来ない日々
毎月赤字だらけで胃が痛い
おまけに変な詐欺会社にダマされて
頼った司法書士も詐欺で
ダブル詐欺でダマされかけて
人間不信になって
弁護士さんと一緒に戦って
休みなんてお正月だけだし
服なんて買えない
遊びにも行けない
でもやるしかない日々でした
でも辛くはありませんでした
あ、詐欺会社の時は
バカな自分に本当に凹みましたが(笑)

そんな日々の中で劇団の仕事をしたり
劇団で知り合った監督さんの映画
劇団で知り合った役者さんの別の劇団の仕事
またそこで知り合った役者さんの宣材写真
またそこで出会った役者さんが監督をする映画
またそこで出会った衣装さんからきたCMの話
バンド仲間のCDのヘアメイク
自分が通ってた音楽スタジオの
店長さんのバンドのヘアメイク
そのバンドのギタリストさんのバンドのヘアメイク
自分が観に行ってたバンドさんのヘアメイク
役者さんが店にカットに来てくれたり
同級生がカットに来てくれたり
先輩が子供さん連れて来てくれたり
勿論新規のお客様達もいたり
コスプレウィッグを作りに来てくれるお客様
TwitterでオレがXJAPANのファンだと知って来てくれる運命共同体(エックスのファン)の皆さん
XJAPANのコピーバンドに誘ってもらったり
そのライブを観に来て下さるお客様が
店のお客様になってくれたり

そして周りの皆さんが繋げて下さり
念願叶って XJAPANのギタリスト
HIDEさんのお仕事もいただく事が出来
その際お世話になったHIDEさんのスタイリスト
高橋恵美さんとも仲良くさせていただりもしています

このクソ人見知りの捻くれ野郎だった自分に
色んな人が話をくれる様になって来ました

色んなヘアメイクの作品を創っていたら
1人じゃ難しい仕事の時に助けてくれる
ヘアメイクの仲間まで増えました

心がけている事があります
本当に人見知りでした
だからこそ
相手より先に自分をさらけ出そう
そうしたら仲間もお客様も増えた気がしました

そして作品に対して
絶対に妥協をしない
創った後にまだあれが出来たって
思う事のない様に
何日寝なくたって仕込みから妥協しない
勿論後から技術が上がってくると
あれが出来たなとは気づく事はありますが
そして参加させて頂いた作品に対して
これは世界中どこ探したって
オレじゃなきゃ出来なかったって思える位
気合いを入れて創ると言う事

あ、僕の好きなアーティスト達の言葉に

「たかが努力じゃないですが、努力すれば出来るんですよ、じゃあ努力すればいいじゃないですか」

「出来ないって言う前に 出来るまでやったの?」

「やってやれない事はない やらずに出来るわけがない」

「死ぬ気でやれよ 死なねぇから」

「良い事も 悪い事も色々あった でも だからこそ最高なんだ」

と言う言葉達があって

日々それを支えにしていたりします

「きっかけ」の話から
色々それてしまいましたが
僕の最初のきっかけは
友達でした
何の仕事をやるにも
きっかけな出来事も
きっかけな人も
全部を大切にして
そのいただいた仕事を全力でやる
そうしたらそれを見ていてくれている人がいて
声をかけてくれたりする
そうしたらそのいただいた仕事を
また全力でしっかりやる
その積み重ねな気がします
いきなり有名になれる人は一握りですし
いきなりなったら失敗の対処法もわからない
それはそれで苦労が凄いと思います
それを乗り切れる人もいるとは思いますが
でも地道に乗り越えた経験は
自信にもスキルにもなりますから

先日ヘアメイクの仕事をしたいから
話を聞かせて下さいと言う人がいたので
色々話して やる気が凄く見えましたので
今度やる舞台の現場 見るだけでも来ますか?
って聞きますと 行きます とお返事が来たので
じゃあ是非来て下さい と言いました
(その舞台はその友達の劇団の
10周年公演 伝承ホールで
本当に頑張ったなぁ、、、)
それだって1つの「きっかけ」で
それって待っているだけでは来ないですし
何がそれに変わるかもわからない
日々周りにいる人を大切にして
アンテナをはってると
いい事がある様な気がします

僕は有名なヘアメイクでもなんでもないですが
昔に自分が思っていたヘアメイクの仕事を
出来てきている気がします
10年位前
初めて雑誌の仕事をした時にしてもらった
インタビューを読み返していたら
その頃なりたかった感じが
今の感じだったのに驚いたりしています

これがその記事ですが
「出来る出来ないに関わらず
あなたの野望を教えて下さい」
と言う質問でした



ヘアメイクのお仕事をいただきながら
そのようなサロンが出来ている気がします

なりたいヘアメイクの方向は違うかもしれないし
進み方もやり方も自分は違いますと
思う人もいるかもしれないですが
なんだか 昔 自分がしていた同じ想いで
迷ってたり悩んでたりしている人への
1つの参考として こんな話もあるよ
と言う事で書いてみました

1人だけでもいいんです
一欠片でも 何かが届いたら
書いた意味があって 嬉しいなぁ
と言った感じで、、、

そして、今回僕はヘアメイクスクールを
開く事にしました。
このスクールももしかしたら
きっかけの一つになるかもしれません
もしご興味を持っていただけましたら
お話だけでも聞いてみて下さい

https://www.labelleviehairmakeupschool.com/

美容室 La belle vie オーナー
La belle vie hair & make-up School 代表
ヘアメイク よみ





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最終更新日  2021.01.09 21:51:23
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