2005年一発目のニッカ・ブレンダーズ・バー
午後から会議で川崎方面へ。別の会議のために同行した後輩のN女史に「今日こそは逃がしませんよ」と念を押される。逃げやしませんよ・・・。しかし、月曜日から深酒はきついのよね。尤も深酒に持ち込んでいるのは自分だけど。自分の方が早く終わるので終わった後に恒例の?マッサージを受ける。よくあるチェーンのマッサージやなのだが、どうもその店のとある女性がしてくれると首のコリがビックリするほどとれるのだ。マッサージが終わった頃にちょうどN女史も会議が終わったようで、恒例の?表参道に向かう。実は他の店に行きたかったのだが、調査不足で・・・。表参道でまずはお好み焼きを食べる。偶然見つけた店なのだが、本当に美味しいので、表参道に来たときは必ずここで食べてから出撃?している。同じメンツ(私とN女史)で何度か来ているので店の人にも顔を覚えられたようだ。そして、今年初めてのニッカ・ブレンダーズ・バーである。これでオープンしてから毎月必ず1度は来ている事になる。(つまり、全てのマンスリーウィスキーを飲んでいる)- Monthly Blender's Whisky No.7カフェグレーンが主体となったウィスキー。モルト主体である、No.5 のような芳醇さはないのだけど、柔らかな甘味が美味しく、最初の一杯には向いていると思う。N女史は No.5 を飲んでいた。- シングルカスク宮城峡1986 No.77950早速シングルカスクを飲み始める。まずは宮城峡。ちょっと樽香が強めなのと、アルコール度数がやっぱり強いので、ツーンと来る感じだ。ちょっと多めに加水してやると柔らかな甘い香りがおとなしめに開いてくる感じだ。舌の上でも滑らかに転がる感じがして、ようやく18年モノを飲んでいる気がしてきた。- シングルモルト余市20年 1986昨年の終わりにリリースされ、買おうか迷った一品。20年モノの余市と考えると高いなぁ、と思ってやめたのだった。本日期待の一杯。シェリーバットのものを集めたそうで、かなり濃厚なシェリーバット由来の香り、レーズン、チョコレート、そういった香りがする。飲んでもやっぱりシェリーバットの個性が強く出てはいるのだが、そこはさすが余市モルト。酒そのものの強さが樽香に負けていないので、面白い仕上がりになっていた。ちなみに飲み終わったグラスをしばらく手元に置いておくと乾燥してきて、それから香ってみるとレーズンの香りがより強く、果物っぽい豊かな香りに満ち溢れて、かなり幸せになれる。- シングルモルト余市12年 [70th Anniversary Selection]今度はバランスの取れた余市へ。1984が突出した個性に彩られたモルトであるとするならば、同じ強烈な余市であってもこちらはバランス重視に感じられる。どちらがいい、悪いではなく、どちらも美味しい。- 竹鶴35年締めの一杯。何も語ることはできない。そういえば途中から、NHKが取材に来ていて店の中でカメラを回していた。今週の木曜日の18:00に放映するとのことなので、チェックしたいところだ。やっぱり終電帰りだった。