095968 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

理系一筋夕子のブログ

理系一筋夕子のブログ

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

プロフィール

サイエンスレディ

サイエンスレディ

キーワードサーチ

▼キーワード検索

お気に入りブログ

懐かしの家族HP myoldhomeさん
坂戸模型工廠 ノーチラス8632さん

カテゴリ

フリーページ

ニューストピックス

2018.05.13
XML
カテゴリ:日常会話
「懐かしのカセット講座」プロローグ(2018年4月28日下書き開始)






夕子「フフッ。イチコロになって、ふてくさってるかなぁ・・」
村松「いや、一人称はまた次にってことにして、ここはお前の案に従うよ」
夕子「へえー・・、素直ね」
村松「お前、解法パワー凄いね」

夕子「そうよ。本題 ! と言いたいけど、ひとことッ ! さすがに無理したね。ダメよ ! 張り切りたいのはわかるけど、数式は疲労がスゴいんだからね」
村松「うん。さすがに恐くなった。お前が早々(はやばや)問題解いたのに、こっちは下書きストップしてるもの」
夕子「軽い話題にするけど、この会話の下書きも当分ストップも考えてよ。いい ? あたしはノートに殴り書きで解く立場だけど、あなたは、ワードに会話形式で整えて、あたしの殴り書きをワードに累乗にしたりして下書きして、スキャンして、文字の大きさを調整するんだから、疲労がスゴいのよ。本来は解けた時点で完了なんだから、身体(からだ)を痛めるようなことしないで ! 」

村松「・・・・・」
夕子「返事は ! ? 」
村松「はい、わかりました。ただ・・・」
夕子「ただ ? ただ何よ ! 」
村松「車で聴くことに決めたラジカセ、すぐ電池なくなるんでさ・・」

夕子「ふふ、方向変えたね。いいわ。何 ? 」
村松「あの、無駄遣いじゃないからね」
夕子「あら、まるでお母さんに言い訳してるみたい」
村松「何んとか社会生活してるあいだは、お前の言うこと聞かなきゃって・・」

夕子「うまいこと言うのね。社会復帰して知恵でもついたみたい。で、何よッ ! ? 」
村松「車載道具なんかに明るい人には常識だろうけどね、インバーターを取り付けてもらったんだ。バッテリーさえしっかり充電してあれば100Vでバッチリ聴ける」
夕子「あ、ズルいッ ! いいの買ったね。ホントに安いの ? 」




村松「こういうの、昔のほうが素人でもすぐわかったものだけどさ、ノート・パソコン何んかが当たり前の現代だと・・」
夕子「あ ! それ、もしかしてシガー・ライターのとこに差し込むパターンのヤツ ? 」
村松「That ‘ s right .」
夕子「なるほど。それ、あたしも付けるッ ! 」

村松「スゴイね。一秒かからないで決めたね」
夕子「その器械さ、乾電池だと、単二なんかを何本も・・」
村松「そう、でね、ラジカセによっては、電源オフがはっきりしないのもあるから、運転しながらいい気分でいても・・」
夕子「そう ! それ ! カセットやCDを取り換える時はまだしも、途中で止まるとガッカリするのよね」

村松「それに俺のカセットはさ、何しろ30年以上前の古いのばかりだから、ラジカセも大変みたい。その何んて言うか・・」
夕子「ふうん。よくわからないけど・・要するに、テープが古いから、ゆがんだり・・」
村松「そう、それ ! お前、察しがいいよ」

夕子「何か注意することってある ? 」
村松「お前に注意なんて、不要だろうけど、車のエンジンかける前に、インバーターやラジカセのスイッチ入れぬことって書いてある。車から降りる時も多分、同様で、ラジカセや機械のスイッチを入れたままエンジンを切らぬことくらいかなぁ。ただ、俺のラジカセは電源オン、オフの確認がやりにくいクセがあるから、夕子は、もし車専用のラジカセ買うなら、俺のは単に液晶で電卓みたいだから、電源確認しやすいバックライト式あたりがいいかも・・」

夕子「ありがとッ ! グッド・アドバイス。カー・オーディオとなると大変だしね。さてと、少しぐらいお買いもの楽しまなくちゃ」
村松「いいね。話聞くだけでもウキウキするよ」
夕子「ね ! そこでそのカセットテープだけどさ」
村松「お、そうだった。いや、懐かしいなぁ・・・ ! 」

夕子「あなたの声、さすがに若いね。30年余りの歳月がカセットテープに残ってるよ」
村松「ううむ・・・。年とった・・・ ! 」
夕子「年月の特定はむずかしいでしょうけど、だいたい・・ ? 」
村松「えーと・・、夕子からの久しぶりの不倫電話が・・」

夕子「コラっ ! ! あたしをわざと引き合いに出してぇ・・ ! ! 」
村松「でも、この昭和60年・・」
夕子「以下カットせよ。別のことがあるはずよッ ! 」
村松「昭和61年4月から学習塾だから、昭和60年ごろにはカセット講座は中止してたような・・」

夕子「あたし、大学時代にあなたから手紙受け取ったこと思い出した。あなた、昭和59年ごろ、いっとき体調をとても悪くしたって知らせたでしょ ? 」
村松「ああ、あれはツラかった。よく覚えてたなぁ」
夕子「これでも、あなたを心配してたのよ」
村松「おやまァ。時空を超えてのノロケ ! 」

夕子「でもね、それから何日かあとの手紙で、ある日突然楽になったって・・」
村松「トワ・エ・モワだな。ここで二人黙る。なーんて、ホント、これ、一回きり」
夕子「何言ってんの ? ・・・・ま、いいわ。ホントにお母さんのひとことで調子がなおったの ? 」
村松「母親の偉大さを痛感した一事(いちじ)だ」

夕子「また話がそれるけど、せっかく合格した社会保険労務士だったのに、仕事に結びつかなかったのよね。それがストレスになって」
村松「うん。足かけ三年。一番苦手な経済関係だから、試験勉強もツラかった」
夕子「あなたは、イザとなると、得意不得意を超越して、モロ文系のことにも力を発揮するのよ」






myoldhome遺恨の社労士試験合格通知

村松「うまいこと言うね」
夕子「だって、あたしは絶対ダメだもの。それにしても、お母さん、見事ね。一日で治ったんでしょ ? お母さん、あなたのツラさをどんなアドバイスで治してくれたの ? 」
村松「とにかく、今さらどこかの事務所に勤めるなんてこと、面倒だし。かといって、当初案の通りのいきなりの開業は、まず不可能で、参りきってた。で、症状は例の如くの気持ち悪さ。食後、吐きそうになることもたびたびで」


こちらは社労士連合会からの昭和59年度証票付き手帳。いずれも資格のみに終わった彼遺恨のもの。

夕子「あなた、それがひどい恐怖症だから、吐く発作が起きても吐かないほど、拒否がスゴかったのね。それなのに ? 」
村松「救いとなったのは、アルバイトながら、家庭教師で糊口はしのげる稼ぎだったこと。で、お袋に、進退極まれりだと、泣きついたんだ。で、お袋のただひとこと。『見込みの見えないのなんか、やめなさい。あんたは、家庭教師、生徒に指導する特技を持ってるんだから。それに打ち込みなさい』」
夕子「・・・・・ ! えーッ ! ? 当たり前のことみたいだけど、お母さんが相当ズバッと言ったのね。凄いッ ! で、翌日ぐらいから ? 」
村松「いや、その瞬間、空腹を感じた」

夕子「お母さんって、凄いのね。あなた体重どうだったの ? 」
村松「わずか一ヶ月で20キロ減った。家庭教師宅の奥さんの一人が『お痩せになりましたねえ』って驚いてた。普通の人なら重病だ。それが、知らぬ間に旧に復していた」
夕子「ところで、カセット講座は、ここからだと長くなりそうねぇ」
村松「取りやめるか」

夕子「いいえ。内容の記録残すのよ。ただし、次回以降に」
村松「こんなのを ? 」
夕子「勝手に決めないの ! こういうのって、懐かしいんだから」
村松「ふうん。わかりました。では、次の体調良好の時にでも。なんて言うと、お前気にするか」
夕子「いいえ。あなたの自力回復力、痛感したわよ。そろそろバンバン乗らなきゃね。ウソよ。ご自愛を」





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2018.05.13 23:43:15
コメント(0) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.