|
テーマ:介護・看護・喪失(5314)
カテゴリ:本・記事より
先月新聞の新書案内にあった本を
図書館へリクエストして借りて読みました この本は 死を哲学する 死の科学 死の文化的考察 死と儀礼と考 身近な人を葬るー死の考現学 専門性の高い著名な方が文を寄せておられます 養老孟司氏 ヨーロッパの墓を巡って思う事 岩瀬博太郎氏 法医解剖の現実 小林武彦氏 生物の死と老い 人はシニアの存在が集団を強くし、人間の寿命が徐々に延伸 人間が長生きになったのは「おばあちゃん仮説」があり チンパンジーは長い毛があるために子供はしっかりとしがみつける 人間は毛が退化したことにより2~3年は誰かが抱っこしていたりして育てる 若い人だけの集団よりもシニアのいる集団の方が 話がまとまる。動物にはシニアはいない。 小池寿子氏 死に対する日本人の姿勢には二重性 自分の死(一人称)を語るとき「死んだ後はわからない」と答える 身内の死(二人称)を語るとき「○○さん、天国で待っていて」と言うように 霊魂信仰になる 他にも現代のお墓文化であるとか、現代日本のお墓事情、在宅看取りの実際 デジタル遺品を遺品を考える、遺族として自死に向き合う、火葬場の現在 勿論グリーフケアについても書かれていました とても思い内容ではありますが 歴史と今と未来について考えさせられました 応援お願い致します にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[本・記事より] カテゴリの最新記事
|