のどかなタイ国立図書館
資料収集に、ここははずせないということで、タイ国立図書館にも二度今回の滞在中に行きました。入口で荷物を預け、入った右側は新聞・雑誌の部屋。昼間っからおじさん達が新聞を広げたり居眠りしたりしているのどかな光景が広がっています。でも国立図書館で最も使えるのは、実はこの部屋。保存されている過去の新聞・雑誌の量は、チュラ大、タマサート大の図書館と比較にならないほど充実しています。しかも閉架式のため、保存状態が良好です。2,3階に上ると、真面目な学生さんが多くなるのですが、のどかで、どこかけだるい雰囲気は共通してます。建物が古い上、エアコンの効きがタイにしては珍しくイマイチなのが、そう感じる理由かも知れません。そう、古いといえば今年10月で100周年なのだそうです。ちなみにインターネットでもこちらから蔵書検索が可能です。「Japan Thailand」で検索したら、54件がヒットしました。案内図を見ると何故か国立図書館が雪化粧(笑)。作成者の意図はどこにあるんでしょうね。ちょっと知りたくなってしまいました。場所は観光コースからちょっとはずれてるので、わかりにくいですが、ペッブリー通りからですと、23番・99番のバスで終点のテーウェートまで行けば、そこから歩いてすぐです。あるいは505番や16番なら真ん前に停まります。本以外に何があるというわけではないのですが、観光コースをそれて、タイ人社会ののどかな一側面を覗いてみるのもいいものです。