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美肌のビタミンの代表格とされるビタミンC。従来は化粧品に入れるとすぐ変色してしまい、そこで改良されて登場したのが安定性が高いビタミンC誘導体。　このビタミンC誘導体の中のひとつ、安定化ビタミンＣ誘導体のアスコルビン酸リン酸マグネシウム（ＡＰＭ）のメラニン生成抑制効果、色素細胞の増殖抑制効果に続き、新たな美白作用が解明された。

「色素細胞から角化細胞へのメラニンの受け渡しを抑制する」ことを、日本メナード化粧品が発見。　これは、ＡＰＭの添加により、色素細胞（メラノサイト：Melanocyte）・角化細胞（ケラチノサイト：keratinocyte）の接着因子である「Ｅ－カドヘリン」（E-cadherin）の発現が抑制することを実験により確認したものだそうです。

APMはリン酸エステル型のビタミンCにマグネシウムを結合させた誘導体

もう一つの水溶性ビタミンC誘導体APSはリン酸エステル型のビタミンCにナトリウムを結合させた誘導体です。
高濃度に配合されたドクターズコスメでは、ニキビの改善効果もある。が、高濃度の製品では、乾くと肌の上で結晶化し、肌がちょっと突っ張るなどの難点も・・・。

両親和性ビタミンC誘導体、バルミチン酸アスコルビルリン酸３Na（APPS）は昭和電工から｢アプレシエ」という名前で販売されている新素材。　角質層への浸透力が非常に高くイオン導入などの美顔器なしでも、表皮、真皮層にまでよく浸透する。



ビタミンC誘導体についての詳しくは下記の日記にて・・・
〇　VC誘導体をより有効に使用するために
〇　イオン導入できる & できないビタミンＣ誘導体

ビタミンＣ誘導体とハイドロキノンじゃ。
ＡＰＰＳ アプレシエ　1％	アプレシエ1%＋ アルジレリン10% イオン導入用	ＡＰＳ リン酸ＬアスコルビルNa１０％
アスコルビン酸グルコシドに比べて低濃度（１／５～１／１０）でも効果は高く１００倍の浸透性	アリジレリンはボツリヌス菌毒素の皮下注射程の顕著な作用はないが、同様の働きをする植物由来の成分です。	｢リン酸アスコルビルMg」に比べて溶解度が約4倍であるため、高濃度での配合が容易であり、価格も安い
新型ハイドロキノン配合 化粧水	新型ハイドロキノン 10％配合	ＡＰＭ＆ハイドロキノン
＝豆知識＝新型ハイドロキノンは、BCDACという保護成分（界面活性剤）と複合化による保護で、光や熱、酸素の影響を受けにくい。	＝豆知識＝水分が多くなるとハイドロキノンは壊れやすくなるので固めのクリーム状がベスト。シミ部分にポイントづけもしやすい。	ＡＰＳ｢リン酸アスコビル3Na」より安定性に優れる

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